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3人は上映直後の観客席の前で第7話の感想を求められると、主演を務める筒井光役の上西は「伊東が本当にかわいい!皆さんもそう思いますよね?」とコメント。客席からは大きな拍手があがり、それを受けて伊東悠人役を務める蒼井は「そんなことないよ!でも、ありがとうございます。伊東が心のなかで、パッと何か芽生えたような、そんな第7話でしたよね」と告げた。
上西が「第7話からすれ違いとか多くなってきていて、恋愛ってきれいなことだけじゃなくって、めんどくさいこととか色々あるとじゃないですか。そういうざわめきの始まりですよね。」と応じると、上田も「本当にそうですよね。早く、早くこの続きを見て頂きたい」と訴えた。
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また上田演じる綾戸純恵の話にも触れ、上西は「第5話から綾戸さんが出てきて、その迫力にびっくりした」とコメント。続いて上田も「綾戸が第5話から入ってきたことによって、みんなの関係性にもスパイスが加わったように感じていて、人に気を遣ってきて交流を避けてきた綾戸がみんなと関わるところは、演じていてとても心が温まりました」と思いを語った。
放送も中盤に差し掛かり、これまでの話数を振り返ってお気に入りのシーンについて話が移ると、上田は「第5話で伊東くんがつっつん(筒井の愛称)に対し、『ヤダ!一緒に帰る!』っていうシーンがとにかく可愛くて」とまた伊東の可愛さを挙げる。すると、上西と蒼井がそのセリフをステージ上で再現し、客席からは再び大きな拍手が。
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蒼井は第6話の筒井と伊東の出会いのシーンをお気に入りと挙げ、その話を受けて上西も同じシーンが印象的だったと語る。「台本をもらった後に、蒼井さんが『いいシーンにしようね!』と連絡を下さったので、絶対頑張らなければと思いました」と当時のやりとりを振り返った。
また、アフレコ現場の雰囲気は?といった質問になると、蒼井は「収録中はお腹が鳴ってはいけないので、休憩時間を使って食べたりするんですけど、哲平(上西)が固形物を全然食べない笑。だから筒井の母親役・橘U子さんがいつもとても心配をしていて、『おにぎりとかちゃんと食べなさいよ!!!』って言われてます。」といったエピソードを披露。
続いて上西は「次の収録でちゃんとおにぎり買ってきました!って報告するんですけど、結局現場では食べてないですね」と話し、本当の親子みたいな掛け合いがあることを明かした。
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さらに「音響監督さんがいつも、アフレコ前に麗奈氏(上田)のハードルを上げてくる。今日も綾戸さんはやってくれるんでしょって笑」と蒼井が話すと、それを受けた上田は「そうなんです笑。そう言われて緊張してしまうんですけど、綾戸自身も作中で人と話すのに緊張してパニックになっちゃうところがあり、また可愛いところでもあるのですが、それを考えると『あっ!どうしよう…』ってなりながら現場に入っていくのもありなのかなと。綾戸のキャラクターを感じながら、収録に取り組んでいます」と語った。
最後に、今後の見どころについてのメッセージを求められると
上西「筒井と色葉の恋模様も引き続き見て頂きたいのですが、筒井の人間関係に影響されて、他キャラクターの変化、伊東や綾戸さん、また石野さん(津田美波)や高梨(寺島拓篤)の踏み出す一歩や心の模様にも、ご注目頂けたらと思います。引き続き宜しくお願い致します。本日はありがとうございました」
蒼井「筒井や色葉だけでなく、これから伊東含めみんなが新しい一歩を踏み出す、前進していく展開になっていきます。今後も、彼たち、彼女たちのことを見守って頂けるとすごく嬉しいです。ドキドキ、時には胸がギュッとなることもありますが、最後まで宜しくお願い致します。ありがとうございました」
上田「第5話ではまだ緊張が解けなかった綾戸が、第6話、第7話と、この先、みんなと少しずつ心のゆとりを持って会話できるようになっていき、本音のぶつかり合いが出てくると思うので、それを受けて心揺さぶられる瞬間や、共感する部分を是非感じて頂ければと思います。最後まで宜しくお願い致します。ありがとうございました。」と3人それぞれ締めくくり、大盛況の内に舞台挨拶が終了した。
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『3D彼女 リアルガール』は日本テレビ AnichU ほかにて毎週火曜25時59分より放送中。
(C)那波マオ/講談社・アニメ「3D彼女 リアルガール」製作委員会