「ガンダム サンダーボルト」音楽のコンセプトは「二人のiPodの中身をつくる」 菊地成孔が明かす | アニメ!アニメ!

「ガンダム サンダーボルト」音楽のコンセプトは「二人のiPodの中身をつくる」 菊地成孔が明かす

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『機動戦士ガンダム サンダーボルト DECEMBER SKY』英語音声・日本語字幕版上映&スタッフトークショー(C)創通・サンライズ
  • 『機動戦士ガンダム サンダーボルト DECEMBER SKY』英語音声・日本語字幕版上映&スタッフトークショー(C)創通・サンライズ
8月15日、イベント「サンライズフェスティバル2017 翔雲」にて、『機動戦士ガンダム サンダーボルト DECEMBER SKY』英語音声版の上映会が開催された。会場の新宿ピカデリーには、音楽を手がけた菊地成孔が登壇。サンライズからはプロデューサーの小形尚弘と海外プロモートの萩野あかねが参加し、本作の制作秘話を語った。

音楽のコンセプトについて菊地は「普通の映画の音楽というより、(メインキャラクター)二人のiPodの中身をつくるんだというコンセプトで作り始めました」と方針を明かす。「そこから曲をつくっていって、ポップなものというより攻撃的なもののほうが作品に合うんじゃないかと思い、提案させていただきました。そうしたインスパイアのもとになったのがフリージャズですね。途中で切り替わる電子音は、宇宙のイメージがある作品に出てくるような音楽をイメージしたものをつくっています」と狙いについて話した。

イベントでは海外スタッフ・キャストの映像メッセージも上映された。音響監督のステファニー・シェーは『サンダーボルト』について「戦争の悲しみや暗さ、恐ろしさを表現することをためらってない」部分が物語を面白くしていると語る。ダリル役のジョニー・ヨン・ボッシュと、クローディア役のシェラミー・リーも、通常のアニメではなかなか見られない役柄を演じる難しさや面白さを打ち明けた。
小形プロデューサーは本作の制作スケジュールについて「なかなか完成するのに時間がかかってしまって、日本ではまだ色のつく前の状態で声優さんたちには声をあてていただいているんですが、アメリカなど海外ではそういったことに慣れていないようで、そこがすごく大変そうでしたね」とコメント。荻野は「アメリカでは一人ずつアフレコをしますし、日本の3~5倍時間がかかってしまうことがあるんです」と語り、「そういったスケジュールの問題が大変でした」と裏話を披露した。

11月18日からは第2シーズンの特別編『機動戦士ガンダム サンダーボルト BANDIT FLOWER』の2週間限定上映がスタートする。インターナショナル版トレーラーも公開され、日本のみならず海外からも注目が集まっている。
菊地は「普段はあまりアニメをやらないし、こんな地球規模のコンテンツはなかなかやれないので(笑)。まだ戸惑っているんですが、おかげさまでファンの方々に支持していただいております。自分で言うのもなんですが、今回も良い作品に仕上がったと思います。是非楽しみに待っていてください」とメッセージを伝えた。


『機動戦士ガンダム サンダーボルト BANDIT FLOWER』
2017年11月18日(土)より全国15館にて劇場上映開始

『機動戦士ガンダム サンダーボルト DECEMBER SKY』英語音声・日本語字幕版上映&スタッフトークショー
日時:2017年8月15日(火)21:00~
場所:新宿ピカデリー
登壇者:菊地成孔(音楽)、小形尚弘(サンライズプロデューサー)、萩野あかね(サンライズ海外プロモート)
コメントゲスト:Stephanie Sheh(ステファニー・シェー)音響監督、Johnny Yong Bosch(ジョニー・ヨン・ボッシュ)ダリル役、Cherami Leigh(シェラミー・リー)クローディア役

(C)創通・サンライズ
《高橋克則》
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