弐瓶勉のデビュー作を3DCGで劇場アニメーション化 今週注目の映画:「BLAME!」 | アニメ!アニメ!

弐瓶勉のデビュー作を3DCGで劇場アニメーション化 今週注目の映画:「BLAME!」

なかなか快晴が続かない5月第3週の注目映画は、弐瓶勉の同名ハードSF漫画を原作としたフルCGアニメ映画「BLAME!」だ。

ニュース
注目記事
猛暑日も出てきた5月第3週の注目映画は、弐瓶勉の同名ハードSF漫画を原作としたフルCGアニメ映画「BLAME!」だ。

極限まで発達したインターネットの世界を舞台に、都市コントロールへのアクセス権を失った人類が防衛システムであるセーフガードに駆除、そして抹殺される存在へとなっていた。かろうじて生き延びていた電基漁師の村人達もセーフガードと食糧不足から絶滅の危機が迫っていたところ、少女づるが食料を求め旅をるが監視塔に捕捉されセーフガードに襲われていたところをネット端末遺伝子を求める探索者である霧亥(キリイ)と出会うというものだ。

霧亥役を櫻井孝宏が、シボ役を花澤香菜が、づる役を雨宮天が、おやっさん役を山路和弘が、捨造役を宮野真守が、タエ役を洲崎綾が、フサタ役を島崎信長が、アツジ役を梶裕貴が、統治局役を豊崎愛生が、サナカン役を早見沙織が演じる。
総監修を弐瓶勉氏が、監督を瀬下寛之氏が、副監督/CGスーパーバイザーを吉平"Tady"直弘氏が、脚本を村井さだゆき氏が、プロダクションデザイナーを田中直哉氏が、キャラクターデザイナーを森山佑樹氏が、音楽を菅野祐悟氏が、アニメーション制作をポリゴン・ピクチュアズが担当する。

「BLAME!」では、弐瓶勉のロボットSF作品である「シドニアの騎士」に出てくる東亜重工が登場するなど一部共通した組織を持っており、2015年に放送されたTVシリーズ第2期「シドニアの騎士 第九惑星戦役」の第8話では劇中劇「BLAME! 端末遺構都市」として短編映像化された。なお、「シドニアの騎士」のCG制作にもポリゴン・ピクチュアズが担当しており、ダイナミックでリッチな衛人の戦闘描写など見どころも満載だ(原作は2015年9月に完結している)。

「BLAME!」は、5月20日より全国の映画館で2周間限定上映。なおNetflix限定でオンデマンド配信もされている。

《G.Suzuki》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事