レゴバットマンは“かまってちゃんヒーロー” ? 今週注目の映画: 「レゴバットマン ザ・ムービー」 | アニメ!アニメ!

レゴバットマンは“かまってちゃんヒーロー” ? 今週注目の映画: 「レゴバットマン ザ・ムービー」

桜が咲きつつも寒い日が続く、4月第1週の注目映画はワーナー・ブラザースのフル3DCGアニメ『レゴ バットマン ザ・ムービー』だ。

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桜が咲きつつも寒い日が続く、4月第1週の注目映画はワーナー・ブラザースのフル3DCGアニメ『レゴ バットマン ザ・ムービー』だ。

本作のあらすじは、悪から街を守る超“かまってちゃん”でひとりボッチなヒーローのレゴ バットマンの元に、元気過ぎる新入りヒーローのロビンが入り、世界征服を目論むジョーカーを筆頭とした悪の軍団がキングコングなどを筆頭とした怪獣や悪人を目覚めさせてしまったため、レゴ バットマンとロビンらヒーローチームが力を合わせて世界を救うというもの。前述の3名のキャラクターだけでなく、スーパーマンやバットガール、ハーレイ・クイン、グリーンランタン、フラッシュなどのDCヒーローも登場する。本作に登場する様々なDCヒーロー達の活躍も注目ポイントとなりそうだ。

登場人物のキャストは、バットマン役をウィル・アーネット(吹替CV:山寺宏一)が、ロビン役をマイケル・セラ(吹替CV:小島よしお)が、ジョーカー役をザック・ガリフィアナキス(吹替CV:子安武人)が、バットガール役をロザリオ・ドーソン(吹替CV:沢城みゆき)が演じる。
スタッフは、監督をクリス・マッケイが、脚本をセス・グラハム=スミスとクリス・マッケーナ、エリック・ソマーズ、ジャレッド・スターン、ジョン・ウィッティントンが、音楽をローン・バルフェが担当する。

ゲームや映像媒体で展開する『レゴ バットマン』の歴史は古く、2006年にPS2/PS3/Xbox 360/PC/NDSで発売されたTT Games開発の『レゴ バットマン THE VIDEO GAME』がその発端となっている(レゴ+キャラクターものの展開としては、2005年発売の『レゴ スター・ウォーズ THE VIDEO GAME』がシリーズ初作品)。レゴを題材とした初期のゲームでは、登場人物に音声はなくすべての意思疎通をジェスチャーとして表現していたが、2012年発売の続編となる『LEGO Batman 2: DC Super Heroes』(日本未発売)で初めて音声が付くことになり、以後のシリーズ作品では2015年発売のシリーズ3作品目『LEGO バットマン3 ザ・ゲーム ゴッサムから宇宙へ』も含めセリフを収録している。

映像では、1987年にBBCで放送された『Edward and Friends』がストップモーションとLEGOを用いて表現された初の映像化作品となっており、2001年の『Jack Stone』を皮切りに様々なTVシリーズやVOD作品を展開している。近年では2011年に『スター・ウォーズ』を題材とした『レゴ スター・ウォーズ パダワン・メナス』や、2014年には『LEGOバットマン:ザ・ムービー <ヒーロー大集合>』と、映画『LEGOムービー』などが展開された。また2017年秋にはTVアニメとして放送された『レゴ ニンジャゴー』の劇場版となる『レゴ ニンジャゴー ザ・ムービー』の公開も予定されているので、劇場アニメ映画作品としての盛り上がりにも期待したいところだ。

『レゴバットマン ザ・ムービー』は4月1日より全国劇場で公開予定だ。

《G.Suzuki》
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