キングコングが12ぶりに復活! 今週注目の映画: 「キングコング:髑髏島の巨神」 | アニメ!アニメ!

キングコングが12ぶりに復活! 今週注目の映画: 「キングコング:髑髏島の巨神」

日の入り時間が長くなることから季節の移り変わりも感じられる、3月第4週の注目映画はジョーダン・ボート=ロバーツ監督の「キングコング:髑髏島の巨神」だ。

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日の入り時間が長くなることから季節の移り変わりも感じられる、3月第4週の注目映画はジョーダン・ボート=ロバーツ監督の「キングコング:髑髏島の巨神」だ。

2005年に公開されたピーター・ジャクソン監督の「キング・コング」より12年ぶりのシリーズ最新作となる本作。あらすじは、未知の生物を求めに調査隊が謎の島“髑髏島”に潜入するものの、島に攻撃を加えたことでそこに住むキングコングが人間達に反撃しサバイバルが強いられるというもの。本作は怪獣映画であるものの、フランシス・フォード・コッポラ監督の戦争映画「地獄の黙示録」をオマージュしており、ポスターや登場人物配置などでその片鱗を観ることが出来る。なお、「キングコング:髑髏島の巨神」はモンスターバース作品として、2014年公開のギャレス・エドワーズ監督の「GODZILLA ゴジラ」(通称: ギャレゴジ)と世界観を共有しており、2020年にはゴジラと対決する「Godzilla vs. Kong」の公開が予定されている。

登場人物のキャストは、ジェームズ・コンラッド役をトム・ヒドルストンが、メイソン・ウィーバー役をブリー・ラーソンが、プレストン・パッカード役をサミュエル・L・ジャクソンが、ビル・ランダ役をジョン・グッドマンが、サン役をジン・ティエンが、ハンク・マーロウ役をジョン・C・ライリーが演じる。
スタッフは、監督にジョーダン・ボート=ロバーツ氏が、脚本にダン・ギルロイ氏とデレク・コノリー氏が、ストーリーにジョン・ゲイティンズ氏が、視覚効果シニアスーパーバイザーをスティーブン・ローゼンバウム氏が、音楽をヘンリー・ジャックマン氏が、製作をレジェンダリー・エンターテインメントが担当する。

「キングコング」のシリーズは、1933年に公開されたメリアン・C・クーパーとアーネスト・B・シェードザック監督の作品が発端となっている。初代は、ストップモーションや合成をふんだんに使った当時最先端の特殊効果や美女と野獣の要素、恐竜がひしめくドクロ島と高層ビル群がそびえ立つニューヨークの対比などが盛り込まれていた。初代が1933年公開というトーキー映画黎明期の作品であることを考えても、それらの革新的な部分は現代でも感じられるだろう。

シリーズ作品としては、初代の続編となる「コングの復讐」や、1962年に公開された東宝製作の「キングコング対ゴジラ」、1976年公開のジョン・ギラーミン監督による70年代の現代風にアレンジした「キングコング」と、その続編になる1986年公開の「キングコング2」。そして2005年に公開されたピーター・ジャクソン監督の「キング・コング」の実写映画だけで6作品もある。

「キングコング:髑髏島の巨神」は3月25日より全国劇場で公開予定。また、IMAX版や4DX版、そしてMX4D版での上映も予定されている。

《G.Suzuki》
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