本作の日本版予告編ではタイトルコールを田中敦子と山寺宏一が担当しており、ファンの間では吹替も担当するのか熱視線が注がれていた。このたび、アニメ版キャストの起用が正式に決定。『攻殻機動隊SOLID STATE SOCIETY 3D』から約6年ぶりに、同役を吹替で演じることになった。 アニメで声優を務めたキャストが、ハリウッドの実写映画においても同役で吹替を担当するのは史上初の試みとのこと。「攻殻機動隊」シリーズのファンだけでなく、日本のアニメ界においても画期的な取り組みである。
発表にあわせて、キャスト3人のコメントも公開された。1995年公開の映画『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』や続編『イノセンス』を手がけた押井守監督もメッセージを送っている。
映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』 4月7日全国ロードショー
少佐役 田中敦子 ハリウッド版をオリジナルキャストで吹き替えられたことを心から嬉しく思っています。 目を閉じて大塚さんや山寺さんの声だけを追いかけるとアニメのシーンが浮かんでくる ようで、とても不思議な体験でした。 1995年の映画『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』 あの時からずっと草薙素子が側にいてくれました。 でも相棒と言うのはおこがましいし、彼女は一番近いようで遠い存在でもあります。 公安9課のメンバー(キャスト)は私の人生の宝物だと感じています。 私たちがゴーストを吹き込んだ 日本語版『GHOST IN THE SHELL』、是非劇場でお楽しみください!!