「ミッフィー」の生みの親、ディック・ブルーナ のデザイン展 松屋銀座で開催 | アニメ!アニメ!

「ミッフィー」の生みの親、ディック・ブルーナ のデザイン展 松屋銀座で開催

松屋銀座は4月19日から5月8日にかけて、展覧会「シンプルの正体 ディック・ブルーナのデザイン展」を開催すると発表した。

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松屋銀座は2017年4月19日から5月8日にかけて、展覧会「シンプルの正体 ディック・ブルーナのデザイン展」を開催すると発表した。「楽しむためのシンプル」、「想像力のためのシンプル」と題した各展示のほか、気鋭のクリエーター4組による「シンプルの明日」をテーマにした新作の披露が行われる。

ディック・ブルーナは、1927年にオランダのユトレヒトで生まれた絵本作家だ。2017年2月16日、生まれた地ユトレヒトにて89歳で逝去した。家業の出版社でデザイナーとして働き始め、2000冊を超す『ブラック・ベア』シリーズのペーパーバックの装丁やポスターのデザインを手掛けた。作家としては1953年に初めての絵本『de appel(りんごぼうや)』を発表し、以来124冊の作品を生み出している。“うさこちゃん”としても知られる『ミッフィー』シリーズは世界的なベストセラーになった。
ディック・ブルーナ作品に共通するのは、「シンプル」という特徴だ。余分なものを極力削ぎ落としつつも独自のユーモアや情感を織り込む「シンプルさ」が、常に作品に潜んでいる。

このたび行われる「シンプルの正体 ディック・ブルーナのデザイン展」では200冊を超えるペーパーバックのほか、約40点のデザイン原画やスケッチ、ミッフィーやボリスなどの絵本原画30点、そしてポスターの複製などを加えた約500点が展示される。
またブルーナの特徴である「シンプル」をキーワードに、日本のデザイン界で活躍する気鋭の4組(KIGI、groovisions、中村至男、ミントデザインズ)が、ブルーナ作品からインスピレーションを受けた新作を発表する。

ディック・ブルーナが約60年かけて作りあげてきた「シンプルの正体」とは。デザインの軌跡を紐解く、ファン注目の展覧会となりそうだ。

「シンプルの正体 ディック・ブルーナのデザイン展」
会場: 松屋銀座8階イベントスクエア
会期: 2017年4月19日(水)~5月8日(月) 会期中無休
時間: 10:00~20:00(入場は閉場の30分前まで。最終日は17:00閉場)
入場料: 一般800(600)円、高校生600(500)円、小中学生400(300)円、未就学児無料

BLACK BEAR(C)copyright: Dick Bruna
(C)Dick Bruna
Illustration Dick Bruna(C)copyright Mercis bc,1953-2017 www.miffy.com
ディックブルーナ Photo: F.Andre.de la Porte
《仲瀬 コウタロウ》
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