戦時下の広島呉の日常が描かれる今週注目映画:「この世界の片隅に」 | アニメ!アニメ!

戦時下の広島呉の日常が描かれる今週注目映画:「この世界の片隅に」

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戦時下の広島呉の日常が描かれる今週注目映画:「この世界の片隅に」
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寒さが一段と厳しくなる11月第2週の注目映画は、片渕須直監督の最新作となる『この世界の片隅に』だ。

本作は、こうの史代原作の同名漫画作品をベースに2010年から制作を開始したアニメ映画だ。あらすじは、18歳の浦野すずが海軍に所属する北条周作との縁談をきっかけに、1944年(昭和19年)2月からの広島の呉における戦時下の生活を描いていくというもの。

制作には劇中に登場するありし日の広島市中島の町を徹底的に調査し、当時の町の様子や人を再現している。また、劇中に登場するB-29のエンジン音を収録した他にも(アメリカで動態保存されている機体がある)、重巡洋艦「青葉」や戦艦「大和」などの艦艇、三式弾や対空砲の描写も徹底している。また、クラウドファンディングも活用し、3,374人のサポーターと3900万円以上の資金調達にも成功している。

片渕須直監督は、過去に2001年にアニメ映画『アリーテ姫』や2006年に広江礼威原作のTVアニメ『BLACK LAGOON』、2009年に『マイマイ新子と千年の魔法』の監督も勤めている。またゲーム分野でも活躍しており、2001年に発売されたバンダイナムコエンターテインメント(旧: ナムコ)の現用機フライトシューティング『エースコンバット04 シャッタードスカイ』にて、映画『ラ・ジュテ』風の止め絵演出を取り入れた黄色中隊と少年とのサイドストーリーや、2004年発売の『エースコンバット5 ジ・アンサング・ウォー』でも全体の脚本も担当した。また、2015年に発表された最新作『エースコンバット7』での脚本も務める事が告知されているので片渕監督のファンは続報にも注目だ。また同監督は、ミリタリー分野にも造詣が深く、学研の解説本である太平洋戦史シリーズ「帝国海軍 一式陸攻」のクレジットにもその名を連ねている。

登場人物のキャストは、北條すず役をのんが、北條周作役を細谷佳正が、黒村径子役を尾身美詞が、黒村晴美役を稲葉菜月が、北條円太郎役を牛山茂が、北條サン役を新谷真弓が、水原哲役を小野大輔が、白木リン役を岩井七世が演じる。
スタッフは、監督と脚本に片渕須直氏が、音楽と主題歌にコトリンゴが、監督補と画面構成に浦谷千恵氏が、キャラデザと作画監督に松原秀典氏が、美術監督に林孝輔氏が、アニメーション制作にMAPPAが担当する。

『この世界の片隅に』は、イオンシネマやTOHOシネマズ、109シネマズなどの全国100以上の劇場で11月12日より公開予定だ。

《G.Suzuki》
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