2016年10月7日より、リアル脱出ゲーム「君は明日へと消えていった」が道玄坂ヒミツキチラボで開催されている。参加者が17歳の高校2年生となって、死んでしまった幼馴染から届いた手紙と小包から謎を解いていくという内容だ。今回アニメ!アニメ!編集とライターでゲームを体験し、その様子をネタバレ無しでレポートする。色々なリアル脱出ゲームを展開するSCRAPだが、本作はいつもと雰囲気が一味違う。この作品には明確なキャラクターイメージやストーリーがあり、参加者は物語の主人公となって謎を解く。物語は夏の終わりが舞台。高校二年生で映画部に所属している主人公の男は、あることがきっかけで引きこもりになってしまう。しかし数日前、同じ映画部で幼馴染の少女・桜川みずきが、突如帰らぬ人になってしまった。そして彼女から小包が届き、「お願い、私の最後の願いを叶えて」と手紙が添えられていた。彼女の最後の願いや、なぜ自分にこんな手紙を送ってきたのか、その真実を知るために、主人公は一歩踏み出していく。この「君は明日へと消えていった」は映像にもこだわり、キャラクターデザインをピクシブなどで活躍する飴村、アニメーション制作をGONZOが担当している。さらに主人公を山下大輝、桜川みずきを早見沙織が演じる。アナウンスの声も担当しているので、ファンにとっては嬉しい演出だ。このゲームは四人一組でプレイするゲームで、まずそれぞれのチームが席に案内される。そしてスタートと同時に会場は主人公の部屋になり、彼女から届いた手紙と小包から、自分の過去やその願いが何なのかを探っていく。彼女の願いを叶え、引きこもりの主人公をこの部屋から“脱出”させることがゴールとなる。卓上には主人公のプロフィール表があり、その名前を付ける所から始まった。顔も描く事ができるので、ここで「髪型は?」「メガネは付ける?」と話しあいながら、チームとの一体感を高めていく。このゲームでは、プレイヤーが主人公というよりは、その人格の一つになるイメージだ。テーブルにはマグネットで資料やメモを貼るスペースもあり、主人公の脳内で会議をしている気分になる。謎に悩んでいるとスタッフがヒントをくれる事もあるので、少ない人数でも進めることができた。アニメ映像も様々なところで登場し、物語の中に入り込むことができた。幼馴染の死がきっかけとなった切ない物語になっているが、夏休みの高校生と青春真っ只中なこともあり、進めていくとどこか懐かしく甘酸っぱい気持ちになる。イベントは2017年2月まで開催、謎を解いて、彼女が伝えたかった真実を見届けてほしい。「君は明日へと消えていった」期間: 2016年10月7日(金)~2017年2月4日(土)会場: 道玄坂ヒミツキチラボ
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