「クラッシャージョウ」Blu-ray BOX化を記念して高千穂・安彦氏からコメントが到着
2016年12月14日(水)に発売予定の『クラッシャージョウ』Blu-ray BOX。この度発売を記念して、原作者の高千穂遙氏と監督を務めた安彦良和氏からコメントが発表された。
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高千穂遥氏による小説で、日本のスペースオペラを代表する作品であり、現在は一大ジャンルとなっている「ライトノベル」の礎を築いたともいえるのが『クラッシャージョウ』だ。挿絵は『機動戦士ガンダム』のキャラクターデザインを手がけたことで知られる安彦良和氏が担当。1977年に、朝日ソノラマから刊行されていた文庫レーベル「ソノラマ文庫」から第1巻「連帯惑星ピザンの危機」が発売され、現在も早川書房のハヤカワ文庫から刊行が続いている。2016年9月には、第13巻である「ガブリエルの猟犬」が発売された。
1983年には、劇場アニメーション『クラッシャージョウ』としてアニメ化。のちの1989年に『クラッシャージョウ―氷結監獄の罠―』『クラッシャージョウ―最終兵器アッシュ―』としてOVA(オリジナルビデオアニメ)化もなされた。発売されるBlu-ray BOXには、この3本が収録される。
今回のBlu-ray化にあたって高千穂氏は「今は昔の作品をテレビを通してたくさん目にする機会が多いが、古い作品でリマスターされてない映像は流れる画像が粗くて集中して観ることができないんです。そんな中、『クラッシャージョウ』もリマスターすることによって、絵を当時以上に綺麗に見ることができるようになり、ちゃんと世界に入り込んで楽しむことができるようになりました。絵的な荒さが消えて、集中力を妨げるものがないわけですから、作品世界そのものを全部あるがままに観ることができるようになったのは重要です。現在の最高の環境で『クラッシャージョウ』のそのあるがままの状態を堪能して
もらえることが嬉しいですね」とリマスター映像として美麗によみがえることへの嬉しさを語った。
また安彦氏も「『クラッシャージョウ』は、制作当時「楽しめ、楽しめ」と自分を励まして、スタッフの顔を見ながら「楽しんでるか?」と言いつつやった仕事なんです。公開後は、劇場の舞台挨拶でお客さんの顔を「楽しんでいるかな?」って見るようにしていました。いろんな意味で、「楽しんでいるか?」という部分に尽きる作品なので、今回のリマスターでは、そうした昔を偲んで楽しんでもらえるといいのではないかと思います」と当時を振り返った。
発売まで2ヶ月を切った『クラッシャージョウ』Blu-ray BOX。この機会を見逃さないように注意したい。
クラッシャージョウ Blu-ray BOX【初回限定生産版】
発売日:2016年12月14日(水)
価格:¥25,000+税