劇場版「遊☆戯☆王」4DXレポート 迫力あるデュエルを振動や煙でダイナミックに演出
2016年9月24日より、劇場版『遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』が公開を迎える。アニメ!アニメ!編集部では一足先に4DX、MX4Dを体験。今回は4DXの様子をお伝えする。
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アニメ!アニメ!編集部では一足先に4DX、MX4Dを体験。今回は4DXの様子をお伝えする。
4DXは体験型の劇場上映システムだ。イスが左右前後上下に動き、風や水、煙などの演出を体感できる。4DX自体は韓国の「CJ 4D PLEX」がシステムを手がけていて、2009年に海外で展開がスタートした。日本でも既に30以上の劇場が導入している。
※この記事には劇場版のネタバレが含まれています。また、実際の上映では演出が変更される可能性があります※
今回初めて4Dを体験したが、あまりにも席が動くので驚いた。オープニングは激しいシーンではないが、映画館にいるとは思えないほど席が揺れる。フラッシュ効果も多く使われ、劇場全体を使ったダイナミックな演出が多い。
本作は序盤で、とあるキャラが水をかけられるシーンがある。どのくらいかと思ったら、思った以上の水が顔面に降り注いだ。まさにキャラと同じ体験ができるが、席にオンオフのスイッチがあるので、オフにすることも可能だ。演出が変わる可能性もあるが、特にメガネをかけている人にはタオルやハンカチを用意することをおすすめする。
日常の細かい振動も席を通して伝わり、ケンカやバトルではさらに激しく揺れる。特に海馬がデュエルでブルーアイズ系のドラゴンを次々召喚するので、その度に激しく揺れ、煙もすごい勢いで噴射される。この連動した演出は4DXならではで楽しく、次が待ち遠しくなる。海馬の動きに特に連動し、飲料の容器を投げたりデュエルディスクを装着するだけで振動する。
作中では「回りトラック」と呼ばれる、人物を中心にカメラが回り込んで撮影されたようなカットが印象的に使われている。そういったシーンでは、シートも連動してゆっくりと円を描く。こうした臨場感ある動きが多く、改めて映像の演出を違ったかたちで楽しむことができた。
MX4Dと比べると、4DXは劇場全体を使った迫力ある演出が多いのが特徴的だろう。雨、雪、煙、しゃぼん玉と映像以外に目で楽しめる要素も多く、盛りだくさんだった。その演出も含め、本当に遊園地のアトラクションのようなので、正直戸惑いもあった。しかし、海馬ランドで社長のメモリアルムービーを見るアトラクションに乗っていると思うと自然に入り込めた。130分の劇場アトラクション、既に見た人も、初めて見た人も存分に楽しめる内容なので、ぜひ劇場で楽しんでほしい。
劇場版『遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』
2016年9月24日(土)全国公開
(C)高橋和希 スタジオ・ダイス/2016 劇場版「遊☆戯☆王」製作委員会