「ゴジラ映画音楽ヒストリア 1954-2016」刊行 伊福部昭らゴジラ音楽の作曲家11人を紹介 | アニメ!アニメ!

「ゴジラ映画音楽ヒストリア 1954-2016」刊行 伊福部昭らゴジラ音楽の作曲家11人を紹介

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日本の作曲家専門レーベル・スリーシェルズに所属する映画音楽評論家・小林淳の書籍「ゴジラ映画音楽ヒストリア 1954-2016」が8月22日に刊行された。伊福部昭を筆頭に、「ゴジラ」に携わった11人の作曲家の奮闘を記した映画音楽論となっている。

「ゴジラ映画音楽ヒストリア 1954-2016」は、1954年公開の『ゴジラ』から2016年公開の最新作『シン・ゴジラ』まで、シリーズ全作品の音楽に着目したゴジラ映画通史である。「ゴジラ」シリーズの音楽に長年携わった伊福部昭、第2作『ゴジラの逆襲』から参加した佐藤勝をはじめ、宮内國郎、眞鍋理一郎、小六禮次郎、すぎやまこういち、服部隆之、大島ミチル、大谷幸、キース・エマーソン、鷺巣詩郎と、11人の作曲家たちの仕事に迫っている。
『シン・ゴジラ』では「エヴァンゲリオン」シリーズで知られる鷺巣詩郎だけでなく、伊福部昭の音楽も作中で使用されて大きな話題となった。7月30日発売のサウンドトラックCD「シン・ゴジラ音楽集」はオリコンチャートのデイリー・ランキング1位を記録するなど、ゴジラの劇伴にも注目が集まっている。往年のファンはもちろん、『シン・ゴジラ』でシリーズに興味を持った人も注目の一冊である。

本書は全296ページ。第1章「ゴジラ映画音楽の産声」から第8章「『シン・ゴジラ』のゴジラを呼び覚ます響き」までの全8章構成で、シリーズ全29作を振り返っていく。全作品ガイドも収録しているため、「ゴジラ」の歴史を紐解くのに最適な内容となった。価格は2500円(税抜)だ。
「ゴジラ」シリーズは今後、ハリウッド版の続編やポリゴン・ピクチュアズのアニメ映画など、関連作品の製作が予定されている。さらなる広がりを見せる「ゴジラ」の動向を見守っていきたい。
[高橋克則]

『ゴジラ映画音楽ヒストリア 1954-2016』
著者: 小林淳
定価: 2500円(税抜)
《高橋克則》
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