アメリカン・コミックから生まれ、世界的な人気を誇る『ミュータント・ニンジャ・タートルズ』の新作映画『ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影<シャドウズ>』が8月26日より日本公開となる。映画以外にもテレビアニメ、ゲーム、玩具とさまざまなジャンルでブームを巻き起こしている本作について、なぜこれほどの人気を維持しているのか、最新作に出演するキャスト陣がそれぞれの視点で分析を行った。エイプリル・オニール役のミーガン・フォックスは、「4人のタートルズは『ギリシャの四気質』に基づいている」と話す。四気質とは誰もが4つの心理的なタイプに分類されるという説で、自分の内面を反映するキャラクターを簡単に見つけられるのが人気の理由だというのだ。また自分だけでなく兄弟や母親などと重ね合わせられる可能性も秘めているという。ロックステディ役のステファン・“シェイマス”・ファレリーはキャラクターを見る前に興味を引かれるネーミングに着目。名前から興味を持った人が作品を見て、キャラクターの魅力に気づき、多くの人が共感できるようになると話す。ヴァーン役のウィル・アーネットも同様に「タートルズには誰もが共感できる特徴がある」と力説。どんな人間でもタートルズの誰かと自分を重ねることができるのは、他ではなかなか見られないことだ。そしてストックマン博士を演じるタイラーペリーは、タートルズはどこか愛らしく、一緒にいたくなってしまう親しみやすさがあると語った。タイラーペリーは続けて「世界を救ってくれるような人達を嫌いになれるわけないよね」ともコメント。ヒーローとしての普遍的なテーマも、人気を維持する秘密だと分析している。キャスト陣のコメントからも分かる通り、これまでのシリーズが培ってきた「親しみ易さ」や「共感」は最新作でも健在のようだ。新たに立ちはだかる敵に立ち向かうタートルズの姿に、大人も子供も自分を重ねて見ることだろう。『ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影<シャドウズ>』(C)2015 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.
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