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【レポート】ドイツのAnimagiCでアニメ市場への期待高まる 企業別でゲストを招待

ドイツのアニメコンテンツイベントの中で最も古いイベントのひとつ、AnimagiC(アニマジック)が7月29日―31日にかけてドイツの旧首都・ボンのベートーベンホールで開催された。

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ドイツのアニメコンテンツイベントの中で最も古いイベントのひとつ、AnimagiC(アニマジック)が7月29日―31日にかけてドイツの旧首都・ボンのベートーベンホールで開催された。
1999年以来毎年開催されるこのイベントは、ドイツのアニメコンテンツ専門雑誌「AnimaniA」(アニマニア)編集部が主催している。来客数は15.000人ほどと、ドイツでは3番目に大きなイベント。日本からのゲスト数が圧倒的に多いことから、ドイツ人には大人気で熱狂的なファンもいるAnimagiCは、他のイベントにはボランティアスタッフが多いことに対し、プロフェッショナルが集まるため、作業や雰囲気、出展者も格別だ。

会場が屋内と野外に分かれており、それにあわせ入場券は2種類ある。野外では飲食系の出店に野外ステージ、屋内の廊下はブースで埋め尽くされ、約2000席あるメインステージでは一日中ライブやコスプレパフォーマンスが楽しめる。一回り小さいトークスタジオでは、アニメ制作者のトークやアニメの上映会、サイン会等が行われる。

毎年テーマを決め、それに合ったゲストを招待するコンセプトのAnimagiCは、今年も豪華なゲストを多数用意した。2016年のテーマは「Free!」(京都アニメーション)、「ソードアート・オンライン」(A-1 Pictures/Aniplex)に加え「Steins;Gate」(MAGES./5pb)と、ジャンルを超え人気作品を大々的に取り上げた。
京都アニメーションから初来独したのは「Free!」プロデューサー西出将之さん、八田真一郎さん、更にキャラクターデザイナーの太志西屋さん。トークショーでは「Free!」の爆発的な人気や、スポコンアニメの今後について語った。
来年1月に劇場版の上映も決定しているVRアドベンチャーアニメ「ソードアート・オンライン」に関しては、伊藤智彦監督(A-1 Pictures)と柏田真一郎プロデューサー(Aniplex)が裏話を赤裸々に明かし、劇場版SAOの魅力や世界規模のPR企画をドイツのライセンサーPeppermint anime(ペパーミント・アニメ)さんと共に紹介した。

科学アドベンチャーシリーズ「Steins;Gate」の劇場版で監督を担当した若林漢二さんにプロデューサー松原達也さんのパネルには、2時間前から行列ができるほどファンが押し寄せた。
テーマに因んでMAGES.からいとうかなこさんにZWEIさん、アニプレックス/ソニーミュージックからGARNiDELiAさんが歌声を披露。何れのライブもほぼ満席となった。

出展者はドイツのマンガ出版社が多く、特に少女マンガが押されていた。グッズや物販はドイツの個人輸入ショップ等が並び、抱き枕にフィギュア、日本のお菓子にラムネまでが販売されていた。

このようにドイツでもアニメ制作会社への意識が高まってきている。アニメがどの企業の下生まれてきたのか、アニメの裏はどうなっているのか、興味を持っているファンが増えている。ドイツのアニメライセンサーも力を入れてきているため、今後のアニメ市場でドイツは見落とせない国となりそうだ
《animeanime》
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