「ピーターラビット展」8月9日より渋谷で開催 原画やスケッチなど約200点を公開 | アニメ!アニメ!

「ピーターラビット展」8月9日より渋谷で開催 原画やスケッチなど約200点を公開

ピーターラビットシリーズの作者、ビアトリクス・ポターの生誕150周年を記念した国内最大規模の展覧会「ピーターラビット展」が、8月9日から10月11日まで、東京・渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで開催される。

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ピーターラビットシリーズの作者、ビアトリクス・ポターの生誕150周年を記念した国内最大規模の展覧会「ピーターラビット展」が、8月9日から10月11日まで、東京・渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで開催される。

1866年にロンドンに生まれ、幼少期から動物や植物のスケッチが大好きだったたビアトリクス・ポター。ピーターラビットシリーズは、1893年に家庭教師だったアニー・ムーアの息子のノエル少年に、ビアトリクスが送った絵手紙から誕生した物語で、1901年に彼女自身が『ピーターラビットのおはなし』の私家版を出版。1902年には、白黒の線描画だった挿絵に色を付けてフレデリック・ウォーン社から刊行され、最終的に24作の絵本が出版された。ビアトリクスは、絵本作家として得た収入をもとに念願だった湖水地方に移り住み、晩年は放牧と自然活動保護に力を注いだ。

ビアトリクスの創作の原点を探りながら、知られざる“ピーター”の誕生ストーリーに迫る本展では、彼女が生涯を通じて支持した英国ナショナル・トラストが所蔵する貴重な絵本の自筆原画やスケッチ、ビアトリクス・ポターの愛用品など200件以上の作品、資料を公開。会場では、日本で初めての一挙公開となる自費出版された最初の『ピーター ラビットのおはなし』(私家版)の全原画44点をはじめ、水彩で描かれた絵本シリーズの自筆原画やスケッチ、草稿が展示されるほか、絵本作家としてだけでなく、自然保護活動家、農場経営者、商品プロデューサーという多彩な顔を持ったビアトリクスの人物像に迫る。

なお、本展は東京での開催を皮切りに、10月28日から12月11日まで、福岡県立美術館へ巡回。以降、仙台、大阪、広島、名古屋での開催を予定している。また、本展のオフィシャルサポーターを、俳優、アーティスト、映画監督して活躍中のディーン・フジオカが担当。会場では、音声ガイドのナビゲーターとして、英語も交えながら本展を案内する。






【イベント情報】
ビアトリクス・ポター生誕150周年 ピーターラビット展
会場:Bunkamura ザ・ミュージアム
住所:東京都渋谷区道玄坂2-24-1
会期:8月9日~10月11日
時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)
料金:一般1,400円、大学・高校生900円、中学・小学生600円、親子券1,500円
休館日:会期中無休

「ピーターラビット展」が渋谷で開催、原画やスケッチなど約200点以上からビアトリクス・ポターの創作を辿る

《中村陽介》
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