作曲家・冨田勲氏の“お別れの会”開催 生前の功績と活躍を偲ぶ | アニメ!アニメ!

作曲家・冨田勲氏の“お別れの会”開催 生前の功績と活躍を偲ぶ

5月5日に逝去された冨田勲氏の生前の功績と活躍を偲ぶ「お別れの会」が6月15日に東京都青山葬儀所にて執り行われる。

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5月5日、作曲家・シンセサイザーアーティストの冨田勲氏が慢性心不全のため84歳で逝去した。日本のみならず、世界的に知られたアーティストの突然の逝去を悼む声が広がっている。
冨田勲氏の生前の功績と活躍を偲ぶ「お別れの会」が、6月15日に東京都青山葬儀所にて執り行われる。

冨田勲氏は1932年生まれ。慶応義塾大学在学中よりNHKの音楽番組で仕事を始め、63年には大河ドラマ第1作『花の生涯』の音楽を担当。現在までに計5本のシリーズを手がけた。
アニメファンにとっては手塚治虫原作のテレビアニメ『ジャングル大帝』『リボンの騎士』『どろろ』で音楽を手がけたことが広く知られている。従来のアニメ音楽の印象を覆す仕事ぶりが高い評価を受け、交響詩版「ジャングル大帝」は66年の芸術祭奨励賞を受賞した。また円谷プロダクションの特撮テレビドラマ『キャプテンウルトラ』『マイティジャック』で音楽を務めた実績も持つ。

70年頃からシンセサイザーによる作編曲・演奏に着手し、この分野のパイオニアとして新たな道を切り拓いた。74年にはアメリカのRCAよりリリースされたアルバム「月の光」がビルボード・クラシカル・チャート第1位となり、日本人として初めてグラミー賞4部門にノミネートされた。
その後も新しい技術を意欲的に取り入れていった。2011年にはボーカロイド・初音ミクをソリストに起用し、作家・宮沢賢治が思い描いた理想郷・イーハトーヴを表現する「イーハトーヴ交響曲」を開催。この交響曲は宮沢賢治の故郷である岩手県花巻市を皮切りに、全国3箇所でも再演公演が行われた。

「お別れの会」は6月15日に東京都青山葬儀所にて執り行われる。喪主は長男の冨田勝氏、妻の冨田明子氏が務め、発起人には伊藤博之氏、大角正氏、桑波田景信氏、吉田眞市氏が名を連ねた。受付は13時開始。時間は14時から15時までを予定している。
[高橋克則]
《高橋克則》
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