劇場アニメ化が大きな話題を呼んでいる『映画 聲の形』の公開初日がいよいよ決定した。2016年9月17日に、松竹配給により全国公開される。公開日と合せて、主要スタッフやティザービジュアル、そして特報映像も披露された。公式サイトもオープンし、秋のロードショーに向けて一挙に動きだす。本作は、大今良時が2013年から2014年に「週刊少年マガジン」(講談社)に連載した話題のマンガを原作とする。聴覚障害を持つ少女・硝子と小学校時代に彼女をいじめた少年・将也との関わりを描く。難しいテーマに挑んだ原作は発表当初より大きな反響を巻き起こし、早くから傑作として知られるようになった。劇場アニメ化に加えて、アニメーション制作を『けいおん!』や『涼宮ハルヒの憂鬱』『Free!-Eternal Summer-』などの大ヒット作を次々に世に放つ京都アニメーションが手がけるのも話題になっている。これまでとやや趣を変えた作品に挑むため、その仕上がりが注目を浴びる。その仕上がりの一端は、今回披露された特報から窺える。想像を超える映像ではないだろうか。一部発表されたスタッフも、興味深いだろう。監督は既報どおり、山田尚子が務める。テレビアニメ『けいおん!』の初監督で一躍、注目を浴びた後、『たまこまーけっと』を手がけた。2014年の映画『たまこラブストーリー』ではより深いドラマ性を実現し、文化庁メディア芸術祭アニメーション部門新人賞に輝いた。その次の作品として、オリジナルの劇場映画への挑戦となった。脚本の吉田玲子は、『映画 けいおん!』『たまこラブストーリー』に続く山田とのタッグだ。『ガールズ&パンツァー』」などのヒット作も多い実力派としてお馴染み。さらにキャラクターデザインには、西屋太志が起用された。『氷菓』や『Free!』などでアニメファンに人気が高い。ヒットメーカーたちが描き出す『映画 聲の形』、大きな期待がかかりそうだ。『映画 聲の形』9月17日(土)より、新宿ピカデリー他全国ロードショー配給:松竹http://koenokatachi-movie.com 原作: 「聲の形」大今良時(講談社コミックス刊)監督: 山田尚子 脚本: 吉田玲子 キャラクターデザイン: 西屋太志 アニメーション制作: 京都アニメーション製作:映画聲の形製作委員会 (C)大今良時・講談社/映画聲の形製作委員会
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