「インサイド・ヘッド」ゴールデングローブ賞で最優秀アニメーション賞に 米国賞レースを席巻
ゴールデングローブ賞のアニメーション映画の最優秀賞に『インサイド・ヘッド』が選ばれた。ピクサー・アニメーション・スタジオが制作した話題作だ。
ニュース
-
高橋李依さんお誕生日記念! 一番好きなキャラは? 3位「リゼロ」エミリア、2位「からかい上手の高木さん」高木さん、1位は…<25年版>
-
「アナと雪の女王」ゴールデングローブ賞最優秀アニメーション部門の栄冠に輝く
-
日岡なつみ、倉持若菜ら声優とプロデューサーが研修生の疑問に一問一答! 声優に求められる能力とは?座談会インタビュー【PR】
このうちアニメーション映画の最優秀賞(Best Motion Picture - Animated)に『インサイド・ヘッド』が選ばれた。『インサイド・ヘッド』は、ピクサー・アニメーション・スタジオが制作した話題作。日本では2015年7月に全国公開された。頭の中にある感情をキャラクターとして、卓越したストーリーを描き出した。公開当初からの高い評価が、ゴールデングローブ賞でもかたちとなった。
今年のゴールデングローブ賞にのアニメーション映画部門には5本の映画がノミネートされていた。『インサイド・ヘッド』以外では、『映画 ひつじのショーン~バック・トゥ・ザ・ホーム~』『アーロと少年』『I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』『Anomalisa』である。個性豊かな作品が並んだが、『インサイド・ヘッド』がここから抜け出した。
近年、米国で公開される長編アニメーション映画は増えており、2015年も多くの傑作、話題作が登場した。そのなかで、ゴールデングローブ賞のノミネートには『インサイド・ヘッド』と『アーロと少年』とふたつのピクサー作品がピックアップされている。ピクサーに対する評価と人気の高さを感じさせる。
『インサイド・ヘッド』の活躍は、ゴールデングローブ賞だけにとどまらない。これまでにナショナル・ボード・オブ・レビュー賞、ニューヨーク映画批評家協会賞、AFI賞をはじめとする2015年の主要なアニメーション映画賞多数獲得、賞レースを席巻している。アニメーションのアカデミー賞と呼ばれるアニー賞では、最多となる14部門にノミネートされている。
今後は、そのアニー賞で一体いくつのトロフィーを持っていくのか、そして賞レースの最大の山場となるアカデミー賞の行方が注目される。2015年の話題作『インサイド・ヘッド』からまだまだ目が離せない。
(写真)ピート・ドクター監督、製作のジョネス・リビラー氏
Photo by Paul Drinkwater/NBCUniversal via Getty Images