2015年12月19日、幕張メッセで開催中のジャンプフェスタ2016で、『クオリディア・コード』とタイトルしたテレビアニメ企画が発表された。『クオリディア・コード』は人気ラノベ作家の3人、さがら総、橘公司、渡航がタッグを組んだシェア・ワールドProject QUALIDEAのアニメオリジナルストーリーである。さがら総は『『変態王子と笑わない猫。』、橘公司は『デート・ア・ライブ』、渡航は『やはり俺の青春ラブコメまちがっている。』の代表作を持つベストセラー作家。いずれの作家の作品もアニメ化されており、アニメファンにもお馴染みだろう。なんとも豪華なタッグである。今回の発表では企画進行中とだけで、放送時期やキャストは明らかにされていない。一方で、早くもキービジュアルとPV第1弾が公開されている。個性たっぷりのキャラクターは、キャラクター原案・松竜、キャラクターデザイン・田畑壽之によるものだ。また原作は、さがら総、橘公司、渡航によるクリエイティブユニットSpeakeasyとマーベラスが担当、A-1 Picturesがアニメーション制作を担当する。監督はかわむらけんいち、音楽は岩崎琢が決まっている。さら注目したいのは脚本だろう。アニメ全話の脚本をSpeakeasy、つまり、さがら総、橘公司、渡航が担当する。人気作家が自ら筆を執り、しかも3人の競演となれば、一体、どんなストーリーになるのか気になる人も多いだろう。アニメは少年少女たちが、東京湾ゲートから現れる<アンノウン>から国を護るとストーリーになっている。戦いの舞台は東京、神奈川、千葉の防衛都市となるが、このうち東京をさがら総、神奈川を橘公司、千葉を渡航と都市別に脚本を担当する。こうした書き分けもユニークな試みだ。一方、アニメ以外のシェア・ワールドも進行中だ。これまでにプロジェクト作品第1弾として渡航が『クズと金貨のオリディア』、橘公司が『いつか世界を救うために-クオリディア・コード-』、さがら総が『そんな世界は壊してまえ‐クオリディア・コード』を執筆している。さらに渡航による第4弾も予定している。出版にあたってはダッシュエックス文庫、富士見ファンタジア文庫、MF文庫J、ガガガ文庫と出版社を超えた4つのレーベルが協力する。こちらも異例のメディアミックスプロジェクトとなった。さらに「ジャンプSQ.」でテレビアニメ『クオリディア・コード』のコミカライズが2016年に連載されることも決定した。盛り沢山のプロジェクトではあるが、まだまだ明らかにされていないことも多い。そうした中で注目されるのが、2016年3月東京ビッグサイトで開催されるAnimeJapan 2016である。アニメ『クオリディア・コード』のステージイベントが予定されている。ここでも大きな発表が期待される。テレビアニメ『クオリディア・コード』脚本: Speakeasy(さがら総×橘公司渡 (さがら総×橘公司×渡航)キャラクター原案: 松竜キャラクターデザイン:田畑壽之音楽: 岩崎 琢制作: A-1 Pictures製作: クオリディア・コード製作委員会アニメ『クオリディア・コード』(C)Speakeasy・マーベラス/クオリディア製作委員会
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