1位に輝いたのは、安彦良和のマンガをベースに新たにシャアとセイラのストーリーを新たに描いた『機動戦士ガンダム THE ORIGINI』だった。大ヒット作となった『機動戦士ガンダムUC』と同様、劇場上映、映像ソフト、配信を同時展開している。高密度の作画に、お馴染みのキャラクターで、再びガンダムファンの心を捉えた。 2位はフルCGのセルルックとして話題になった『楽園追放 Expelled from Paradise』である。映画のヒットに続き映像ソフトでも大きな結果を残した。1位、2位とも上映開始と同時に、劇場でもBlu-ray販売を実施している。劇場上映と映像ソフト販売のコンビネーションとしても注目される結果だ。
テレビシリーズでは、『ラブライブ! 2nd Season』『Fate/stay night [Unlimited Blade Works]』『SHIROBAKO』が強さを発揮した。『ラブライブ! 2nd Season』は7巻が4位、6巻が6位、さらにライブイベントの模様を収録した『ラブライブ!μ’s Go→Go! LoveLive! 2015~Dream Sensation!~ Blu-ray Memorial BOX』も5位となっている。 『SHIROBAKO』は7巻が15位、1巻が18位、2巻が19位、3巻が20位とベスト20に4タイトルを送り込んでいる。ロングランな人気を獲得していることがわかる。
『Fate/stay night [Unlimited Blade Works]』は、単巻商品はなく、BOX商品のみの展開であった。第1クールを収録したBOXIが7位、高額のBOX商品ではトップである。第2クールをまとめたBOXIIも12位となっている。BOX商品では20周年記念で発売された『新世紀エヴァンゲリオン NEON GENESIS EVANGELION Blu-ray BOX』も10位と健闘した。 映画のヒット作品も安定した人気である。3位に『映画「 妖怪ウォッチ 」誕生の秘密だニャン! スペシャルプライス版DVD』、11位に『THE LAST -NARUTO THE MOVIE-』、13位に『劇場版ペルソナ3 #2Midsummer Knight's Dream』がある。
また発売元のメーカー別では、アニプレックスが『楽園追放』『Fate/stay night [Unlimited Blade Works]』『憑物語』をはじめ6作品8タイトルを送り込んでいるのが際立つ。一方、バンダイビジュアルは『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』と『ラブライブ!』の2作品4タイトルだが、1位の『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』をはじめ全てがトップ6にランキングしている。