「哀しみのアルテイシア」舞台挨拶 池田、関、潘が作品への覚悟を明かす | アニメ!アニメ!

「哀しみのアルテイシア」舞台挨拶 池田、関、潘が作品への覚悟を明かす

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安彦良和総監督の『機動戦士ガンダム THE ORIGIN II 哀しみのアルテイシア』が10月31日(土)より2週間限定で劇場上映をスタートした。若き日のシャア・アズナブルを描いた安彦さんの同名マンガを原作とし、「シャア・セイラ編」が全4話で描かれる予定だ。『哀しみのアルテイシア』は第2話にあたる。
31日には新宿ピカデリーにて初日舞台挨拶が行われ、池田秀一さん(エドワウ・マス役)、潘めぐみさん(セイラ・マス役)、関俊彦さん(シャア・アズナブル役)、安彦総監督が登壇した。

キャスバル・レム・ダイクンからエドワウ・マスを経てやがて赤い彗星へと成長していく中で、エドワウはちょうど変化の途上にある難しい役。池田さんは「がんばってみました」と役への取り組みを語った。
『哀しみのアルテイシア』から登場となるシャア・アズナブルとは、キャスバルや赤い彗星とは別の人物。シャア役を演じた関さんは、自分の役名を名乗るのにこれほど緊張したことはないとしながらも、エドワウ演じる池田さんに対して、正反対の性質を自身の役=シャアに与えるよう努力をしたことを明かした。
池田さんは「違うシリーズで仮面を被っていませんでしたっけ?」とテレビアニメ『機動戦士ガンダムSEED』シリーズで関さんが演じたキャラクターに触れる、関さんは「すみません!」と恐縮、そのやりとりに会場も沸いた。

サブタイトルにもあるように第2話となる本作は、アルテイシア=セイラ・マスにとっても大きな変化が訪れる。潘さんは『哀しみのアルテイシア』のアフレコに臨むにあたって長年伸ばしてきた髪をバッサリカット。役に合わせて髪を切るのは初めてとのことで、アルテイシアからセイラ・マスとなる気持ちを理解する手がかりに少しでもなればと考えての結果だったと、覚悟を明かした。

安彦総監督は『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』は戦争賛美を描くのでも戦争反対を描いているのでもなく、「なぜ、人は戦争をしてしまうのか」という問を描いているのだと明かした。来春公開を目指す第3話以降、その色が濃くなっていくということも。戦争とはTVアニメ『機動戦士ガンダム』で描かれた一年戦争のことだ。
2015年は日本の終戦70周年でもある。戦争というものがどういうものか、さまざまに語られた年となったが、その一端に本作もあると安彦総監督は述べた。

最後に安彦総監督は「この作品を時系列通りに描いてよかったと思っています。これから徐々に『ガンダム』らしくなっていきます。第2話含め、第3話以降もどうか見守っていてください」と締めくくり、大きな拍手に包まれ舞台挨拶は終了した。 
[細川洋平]

『機動戦士ガンダム THE ORIGIN II 哀しみのアルテイシア』
10月31日(土)~11月13日(金)全国15館にてイベント上映 【2週間限定】
《細川洋平》
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