映画『ターミネーター：新起動／ジェニシス』が7月11日に全国公開される。アクションシターとして世界的に人気を博し、その後カルフォルニア州知事を務めたアーノルド・シュワルツェネッガーが再びシリーズに登場することで、話題沸騰中の作品だ。シュワルツェネッガー本作で、T-800型ターミネーターを再び演じる。年を経てますます冴えわたるアクションと縁起が注目される。そんなシュワルツェネッガーの現在と過去の魅力を披露するWEB限定の予告編がこのほど完成した。4月3日から配信を開始している。限定予告では1984年公開の『ターミネーター』当時のシュワルツェネッガーの姿が完全再現されているのが見どころだ。ファン必見の出来映えである。新旧のシュワルツェネッガーの姿をここで確認したい。『ターミネーター：新起動／ジェニシス』はサラ・コナーを抹殺するため未来から殺戮マシーンのターミネーターが送り込まれる映画第1作のストーリーを踏襲している。だが、そこにはすでに同型の老いたターミネーターが待ち受けているという驚きの展開を見せる。映像では若いシュワ、中年のシュワ、白髪のシュワが登場。この3タイプのシュワ型ターミネーターのアイデアは、これまでのシリーズに携わってきたジェームズ・キャメロンによるものである。本作にはアカデミー賞助演男優賞を獲得した名優J・K・シモンズがサンフランシスコ警察の刑事・オブライエン役で参戦する。サラ・コナーを手助けし、ターミネーターにまつわる事件を追いかけていく。さらに『ターミネーター2』にも登場したT-1000役はイ・ビョンホンが担当する。銃で撃たれても倒れることのない液体金属の体を披露している。こちらも往年のファンにはニヤリとする設定である。これまでのシリーズは、一貫してサラ・コナーの息子で革命軍のリーダーのジョン・コナーの戦いを描いてきた。それは希望のある未来を信じ、人類存亡を懸けた熾烈な戦いである。しかし新予告では「交渉しても無駄だ。人間の理屈は通じない。滅亡の時は近い。もう止られない」と語りかける。世界は新たな脅威にさらされ、絶体絶命に陥っているというのだ。人類滅亡「審判の日」のを食い止めることができるのかが、見どころになる。[高橋克則]『ターミネーター：新起動／ジェニシス』7月11日（土）全国ロードショーhttp://www.terminator-movie.jp/
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