復活!「新甲虫王者ムシキング」ロケテストレポート 進化した筐体やバトルシステム
セガは、『新甲虫王者ムシキング』のロケテストを1月31日と2月1日の2日間、セガワールド葛西にて開催します。
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「ムシキング」ついに復活、「新甲虫王者 ムシキング」ロケテストを実施
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『新甲虫王者ムシキング』は、2003年から2010年までに全国のアミューズメント施設やショッピングセンター等で展開し、カード累計出荷枚数は4億9,800万枚、公式大会開催数は10万大会のギネス世界記録に認定されるなど、数々の実績を残した子供向けアーケード用カードゲームの『甲虫王者ムシキング』の正統後継機です。
稼動終了から4年以上が経過していますが、事前に昔のカードが使用できないことが発表され話題となるなど、その人気は今なお続いており、インサイドはいち早くプレイすることに成功しました。
◆「カマキリ」や「ハチ」も登場
まず、「なぜ昔のカードが利用できないのか」という点からお話しましょう。本作では、筐体内でカードを自動プリントする機能を備えており、そのカードにはQRコードが印字。ネットワークとこのQRコードが連動することで、プレイデータなどを保存することができます。
またカードには「N」や「SR」などのレアリティーがあり、「カマキリ」や「ハチ」といった「おたすけカード」が新たに登場します。これによりカードは一新され、昔のカードが利用できなくなったのです。
◆まさに正統後継機
基本システムは従来のじゃんけんバトルですが、本作にはデッキ概念があり、メインとなる「ムシカード」にプラスして、3枚の「おたすけカード」を組み合わせます。
「おたすけカード」のパラメーターは「ムシカード」にプラスされ、特定の条件で発動する「のうりゅく」や「スペシャル技」を使うことができます。
さらに、「Vガジェ」という玩具とも連動しており、「Vガジェ」をセットすることで強力な必殺技を出すことができます。ロケテストの段階では「炎のVガジェ」のみでしたが、今後は種類が増え、「Vガジェ」によって出せる必殺技が異なるようになる予定です。
■「Vガジェ」の入手
カード印刷中に「ボタン連打」のミニゲームが発生するのですが、このミニゲームをこなす事でスタンプが溜まっていき、全て溜まれば「Vガジェ」が排出されます。
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実際にプレイしたところ、画面構成やカメラアングル、SE、エフェクトなど、「ムシキング」の世界観を保ちつつ、古臭さを感じさせない出来栄えで、「いかに虫をかっこよく見せるか」という演出面の拘りを強く感じました。
そして特に印象に残っているのが「Vガジェ」連動で、「Vガジェ」の設置や操作から「玩具的な楽しさ」を体感しました。
また、自分の分身となるキャラクターや、ゲームを実況してくれるキャラクターなど、各登場人物たちにも注目です。
◆カードの入手
従来の「ムシキング」では印刷済みのカードがランダムで排出されていましたが、本作ではバトルに勝利することで、「ムシ取り」を行うことができます。画面にはフィールドが表示され、虫のアイコンにカーソルを持っていくことで、虫を捕まえることができます。
ロケテスト時は1プレイに2回まで捕まえることができ、何処にどの虫がいるかはランダム。その捕まえた虫がカードとなり、1枚選択することで実物のカードとして排出されます。
またバトルで使ったカードも選択可能で、その場合はレベルが上がったカードを手に入れることができます。なお、追加で100円入れるたびに、別のカードを選択して手に入れることも可能です。
■カードレベル
各カードにはレベルがあり、バトルを行うことでレベルが上がっていきます。ただし、このレベルは保存されず、バトル終了後にそのカードを選択することで、新たなカードとして排出されます。
◆ゲームプレイ
初回はカードを持っていませんので、貸し代用で戦うことになります。バトルはトーナメント形式で進行し、ロケテスト時は3つのトーナメントを選択することができました。このトーナメントを勝ち上がって優勝すると、「ムシ取り」でレアな虫を捕まえやすくなるアイテムが手に入ります。トーナメントの成績の進行度はカードに保存され、1プレイ1バトルです。
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『ヒーローバンク』などの子供向け作品も手がけるセガですが、現地にいた関係者にお話を伺ったところ、「『ムシキング』の新作は昔からやりたいと思っていた」とのとこ。それがついに実現したわけですが、会場には100名以上の方が並ばれており、年齢層は様々。小中学生はもちろんですが、昔『ムシキング』をプレイしていた世代の方々も多く来られており、今後の展開に期待が高まります。
最新作『新甲虫王者ムシキング』ロケテレポ!進化した筐体やバトルシステムをチェック
《栗本 浩大》