森博嗣原作「すべてがFになる」テレビアニメ化 フジテレビ“ノイタミナ”新作
作家・森博嗣人気推理小説S&Mシリーズがアニメ化されることになった。作品のタイトルはシリーズの第1作として1996年に刊行された『すべてがFになる』から採られる。
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アニメ化決定は、11月27日に東京・お台場のメディアージュで開催された「ノイタミナプロジェクト発表会2015」で明らかにされた。数々の傑作アニメを世に送り出すフジテレビ「ノイタミナ」枠の2015年7月以降の作品となる。
当日はやはり2015年7月以降として、『乱歩奇譚 Game of Laplace』『甲鉄城のカバネリ』の他の2本と伴に発表された。ノイタミナが2015年4月以降これまでの1シーズン2作品枠から1作品枠に変更されることもあり、正確な放送時期は明らかでない。
公開情報もまだ少なく、制作スタッフは監督が神戸守、アニメーション制作がA-1Picturesだけが分かっている。神戸監督は『エルフェンリート』『テガミバチ REVERSE』などの代表作がある。A-1Picturesは数々のヒット作があるが、現在放送中の『四月は君の嘘』や『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『銀の匙 Silver Spoon』『龍ヶ嬢七々々の埋蔵金』などノイタミナ放送の作品を多数手掛けている。
原作となるS&Mシリーズは、ふたりの主人公である犀川創平と西之園萌絵が活躍する推理小説である。『すべてがFになる』をスタートに現在までに10作品が刊行されている。数理的なトリックが多用されており、ノイタミナプロジェクト発表会でも作品紹介では幾何学的なパズルの動画と共に紹介された。
作品はこれまでにプレイステージョン向けにゲーム化されたことがある。またテレビドラマ化され2014年10月から、武井咲と綾野剛を主演にフジテレビで放送中だ。
また森博嗣の作品では、2008年に押井守監督により『スカイ・クロラ』が劇場アニメ化されている。同作を通じて森博嗣の名前を知っている人アニメファンも多いかも知れない。
『すべてがFになる』
原作: 森博嗣『すべてがFになる』他S&Mシリーズ作品(講談社文庫刊)
監督: 神戸守
制作: A-1Pictures