中村隆太郎初監督作「ちびねこトムの大冒険」 20年の沈黙を破って幻のアニメ映画が登場!  | アニメ!アニメ!

中村隆太郎初監督作「ちびねこトムの大冒険」 20年の沈黙を破って幻のアニメ映画が登場! 

ニュース

2014年12月、“幻のアニメーション映画”が初ロードーショーされることが決定した。その名は『ちびねこトムの大冒険 地球を救え!なかまたち』。『serial experiments lain』などで知られる中村隆太郎さんが監督した作品だ。
12月20日より、下北沢の映画館・トリウッドにて上映がスタートする。

『ちびねこトムの大冒険』は、バブル期に企画され、6万におよぶ総作画枚数と5年の歳月をかけて制作された大作アニメ映画だ。だが、当初の製作費を大幅にオーバーし、またバブル崩壊が重なったことで制作が一時ストップしてしまった。
その後、中村隆太郎監督らが1992年に作品を完成させた。しかし、劇場配給に至らず、一部テレビ放映や地方での上映会などの限定的な公開にとどまっていた。

そのためアニメファンだけでなく、業界関係者でも作品に触れる機会にほとんどなく、幻の作品となっていた。
一方で、近年、本作を再び紹介したいと活動を再開し、作品完成から22年目となった2014年に、初のロードショー実現となった。

『ちびねこトムの大冒険』の大作ぶりは、制作陣に錚々たるメンバーが揃っていることからも窺われる。
監督・脚本・絵コンテは、2013年に惜しまれつつ逝去した中村隆太郎さんが手がけた。中村さんは、『serial experiments lain』『グスコーブドリの伝記』『キノの旅 the Beautiful World』など、独特の映像感覚を醸し出す数々の傑作を送り出してきた演出家である。
さらに作画監督は大橋学さん、美術監督は小倉宏昌さん、音楽は川井憲次さんが担当する。現代の日本アニメ界を代表する才能たちが結集している。

本作は、人のような動物たちが住む地球が舞台に、自然大好きなネコ・トムと仲間たちの冒険が描かれる。「環境問題」や「人間同士のつながり」をテーマとした物語と、長い年月をかけて丁寧に書き綴られた暖かみのある手描きのセルアニメに注目だ。
上映劇場は、下北沢のトリウッド。期間は12月20日から2015年1月から18日まで。詳細は、トリウッドホームページで確認できる。

『ちびねこトムの大冒険 地球を救え!なかまたち』
http://chibinekotom.com

上映館: トリウッド
上映期間: 12月20日(土)~1月5日(月)14:30/16:30/20:00
※12/29(月)~1/1(木・祝)は休映
*詳細は公式サイトで確認ください。
チケット: 当日一般1,300円 大学・専門・シニア1,100円 中高1,000円 小学生700円

トリウッド -TOLLYWOOD-
http://homepage1.nifty.com/tollywood/
《沖本茂義》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集