女性を中心に人気を誇る『薄桜鬼』は、オトメイト(アイディアファクトリー・デザインファクトリー)が世に送り出す大ヒットゲームだ。シリーズ累計は70万本を超える。その人気はゲームを飛び越して、アニメやドラマCD、音楽、グッズなど様々なシーンに広がる。ミュージカルもそのひとつである。2012年3月にサンシャイン劇場にて第1弾「斎藤一篇」を上演すると、若手実力派俳優陣の熱い演技と、原作を忠実に再現した演出で、絶大な支持を受けた。以降、第2弾「沖田総司篇」、第3弾「土方歳三篇」、さらに第4弾で「風間千景篇」と公演を重ねている。そして、2015年1月にはいよいよ第5弾「藤堂平助篇」に突入する。1月10日から12日までが京都劇場、1月12日から25日までは東京・六本木ブルーシアターとなる。今回は新選組の最年少幹部である藤堂平助を中心に話が展開する。幕末の動乱を背景に殺陣とダンス、歌で新選組を表現する斬新な演出が今回も期待出来るだろう。その「藤堂平助篇」のキャラクタービジュアルが公開された。いつもながらのキャラクターのイメージを存分に発揮した役者陣の役作りが素晴らしい。藤堂平八を演じるのは池田純矢。2012年の斉藤一篇からの持ち役にしている。また今回から土方蔵三役に新たに井澤勇貴がキャスティングされているのに注目したい。井澤勇貴は、ミュージカル『AMNESIA』のトーマ役が好評だった期待の新人だ。藤堂平助は史実では池田屋事件の際に最初に斬り込んだ人物で、文武両道にすぐれた江戸っ子である。途中で新撰組を離脱し、油小路の変で新撰組に打たれてしまう。この『薄桜鬼』での藤堂平助は八番隊隊長を担う青年。北辰一刀流の使い手。永倉新八、原田左之助とつるむ三馬鹿トリオの一人で、江戸試衛館からの古株。小さいもの、可愛いものが大好きで「鐵」では額に池田屋事件時についた傷が残っている。 副長の山南とよく行動を共にしていた。だが鈴の策略によって山南が亡くなったのを機に隊の方向性に疑問を感じるようになり、 伊東達に誘われて御陵衛士となり、自ら新撰組を出ていった。 脱退した理由は、「恐怖心」からであった。 油小路事変にて新八、左之助と和解するも、平助を敵と思っていた他の隊士に後ろから切られ、二人に看取られて息を引き取っている。この藤堂平八にフォーカスした今回の「薄桜鬼」、どんな物語になるのだろうか。 ミュージカル『薄桜鬼』 藤堂平助篇http://www.marv.jp/special/m-hakuoki/index.html原作: オトメイト(アイディアファクトリー・デザインファクトリー)脚本・演出・作詞: 毛利亘宏音楽: 佐橋俊彦殺陣: 諸鍛冶裕太振付: 本山新之助[劇場]【京都】 京都劇場 2015年1月10日(土)~1月12日(月・祝)【東京】 六本木ブルーシアター 2015年1月17日(土)~1月25日(日)ミュージカル『薄桜鬼』 藤堂平助篇(C)アイディアファクトリー・デザインファクトリー/ミュージカル『薄桜鬼』製作委員会
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