2009年より「別冊少年マガジン」(講談社)にて諫山創さんが連載開始した『進撃の巨人』は、その後、アニメ化、実写映画化決定、数々の大型コラボレーションを重ねながら国内外で一大ムーブメントを巻き起こしている。8月8日には待望の単行本第14巻が発売され、その累計発行部数は遂に4000万部を突破した。そんな『進撃の巨人』の原作マンガが、2014年8月11日よりマンガアプリ「マンガボックス」で新たなかたちで楽しめる。マンガボックスを提供するDeNAは、8月8日0時から『進撃の巨人』フルカラー版の無料配信を開始する。雑誌の表紙や巻頭特集で本作が、カラーで描かれたことはある。しかし、全編をフルカラーとし、公開するのは今回が初となる。『進撃の巨人』にとってはビッグなニュースだが、初公開の場が「マンガボックス」というのもまたサプライズだ。マンガボックスは、デジタル時代の新しいマンガ雑誌を目指している。“週刊マンガ雑誌アプリ”を掲げて、スマートフォン向けにマンガを提供する。『高遠少年の事件簿』や『寸劇の巨人』などの人気40作品のマンガを無料で楽しめる。7月にはアプリの累計ダウンロード数は500万を突破した。フルカラー版『進撃の巨人』は、単行本1巻分が配信される。超大型巨人のウォール・マリア進攻といった序盤の名シーンがフルカラーで楽しめる。4週間にわたり毎週月曜日に1話ずつ公開していく予定だ。原作以外の展開も、活発だ。2014年11月22日には劇場アニメ『進撃の巨人 前編~紅蓮の弓矢~』が公開となる。2015年にはさらに『後編~自由の翼~』、実写映画の公開が予定されている。また11月28日からは、東京・上野の森美術館にて大型展覧会「進撃の巨人展」もスタートする。映画館や美術館に訪れる前に、フルカラー版で物語の始まりを確認するのもいいかもしれない。「マンガボックス」/https://www.mangabox.me/ 『進撃の巨人』(C)諫山創/講談社
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