大阪芸術大学発行、小池書院刊行の隔月刊マンガ雑誌『ストレンジャーソレント』8月号(第6号)が、7月1日に発売になる(税込310円)。今号は「『アオイホノオ』×『劇画村塾』の時代・80’s, そして現在」と題し、島本和彦さんと小池一夫さんの対談が見どころになっている。島本和彦さんが「ゲッサン」に連載中のマンガ『アオイホノオ』のドラマ放送が迫っているなか、7ページに渡るロング対談は圧巻だ。この対談では『アオイホノオ』の舞台になった80年代初頭の漫画・アニメの世界を、西の大阪芸大に属していた島本和彦さんと、東の劇画村塾でクリエイター育成をしていた小池一夫さんの2人の視点から振り返る。高橋留美子さんが登場した時の衝撃、その高橋留美子さんを劇画村塾で教えていた小池一夫さん、そうしたマンガ界・アニメ界が変革を迎えようとしていた80年代の空気感が詰まっている。また小池一夫さんも審査員として参加したNHKの 「れんまん!」で、藤田和日郎さんとのマンガ対決に敗北したことを契機とした島本和彦さんの作風の変化の話など、非常に価値のある対談になった。ドラマの本放送と合わせて楽しんでみたい。このほか高橋留美子さんが自作のキャラを語る「高橋留美子のキャラクターBOX!」では『らんま1/2』の早乙女乱馬を取り上げている。また、天野喜孝さんと小池一夫さんのヴィジュアルストーリー『帰れソレントへ』をはじめとした気鋭のマンガ連載も好評と、読み応えのある1冊になっている。[真狩祐志]小池書院/http://www.koike-shoin.co.jp/
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