4月2日に『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ ［新編］ 叛逆の物語』のBlu-rayとDVDが発売される。大ヒット作だけに、その仕様、収録内容も気になるファンも多いだろう。その映像ソフトのパッケージビジュアルと特典内容が明らかになった。映画本編はもちろん、作品の世界観を知る資料やアイテムが満載される。アイテムはBlu-rayの完全生産限定版（税抜9500円）、通常版（税抜5500円）。DVDは通常版のみで4500円（税抜）である。完全生産限定版は上述の各特典映像のほか、三方背BOXと描きおろしデジパック仕様で、特製ブックレットが封入。完全生産限定版と通常版の共通特典は、劇場予告・CM・ノンクレジットOPほか、オーディオコメンタリー、字幕（日本語、英語）となっている。やはり、特典の充実で群を抜くのは、Blu-rayの完全生産限定版だ。特典映像は本編地とは別にBlu-rayに収録される。こころには『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ ［新編］叛逆の物語』HOMURA 1st take version.（stereo / 5.1ch）も収録される。これは本編で、ほむらが悪魔に覚醒するシーン以降の ほむらの音声を1stテイクに挿し変えたものになっている。上映バージョンと異なる斎藤千和さんの表現が特徴だ。バージョンが異なることで、映画の演出意図も探れるだろう。声優の仕事を考えるうえでも興味深いものになる。また、西尾維新書き下ろし『魔法少女まどか☆マギカ』×『〈物語〉シリーズセカンドシーズン』コラボレーション劇場マナー告知短編映像もポイントだ。こちらは4バージョン、映画館では1週間ごとの週替わり上映だったため、全部観た人は少ないに違いない。BDならではの特典だ。「忍野扇バージョン」、「阿良々木火憐＆阿良々木月火バージョン」、「八九寺真宵バージョン、戦場ヶ原ひたぎバージョン」になる。さらに公開記念特番の『劇場版公開記念 2時間でわかる！大ヒットアニメ「魔法少女まどか☆マギカ」』だ。こちらは映画公開に合わせてテレビ東京で放送されたものを収録する。『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ ［新編］叛逆の物語』は、昨年10月26日の公開から累計動員150万人、興行収入20億円を突破する大ヒットとなった。第37回日本アカデミー賞で優秀アニメーション作品賞などの評価も得て、昨年を代表する映画の1つとなっている。［真狩祐志］『魔法少女まどか☆マギカ』/http://www.madoka-magica.com/
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