ネット、モバイルなどデジタル分野での新たなマンガへの取り組みが増えている。そうしたなか動画配信の大手YouTubeでマンガ雑誌を創刊するユニークな企画が誕生した。電通は同社がYouTubeで運営する公式チャンネル「MANGAPOLO」内に、「MANGAPOLO ZERO(マンガポーロゼロ)」を創刊する。「MANGAPOLO ZERO」では、ひとつのコーナー(再生リスト)として新しいマンガを掲載する。「MANGAPOLO」は、2013年2月に開設された公式チャンネルだ。世界中に多くのユーザーを持つ動画サイトのプラットフォームを使い、マンガを届ける斬新なアイディアが特徴になっている。アニメに比べて、海外向けの配信インフラの構築が遅れているマンガの海外展開にも活用可能な仕組みである。配信コンテンツは、鳥山明さんの大ヒットマンガ『ドラゴンボール』(集英社)などがある。複数の出版社と共同して既刊の人気作品を中心に配信する。オープンから1年10ヵ月で、約4万7千人のチャンネル登録者を獲得している。マンガ好きな読者だけでなく、マンガから離れていた層からも支持を得た結果だ。「MANGAPOLO ZERO(マンガポーロゼロ)」は、さらに公開マンガ家オーディションと雑誌の機能を加えた。プロ、アマ問わず投稿された作品を読者の反響にもとづき現役マンガ家が審査し、さらに選抜メンバーによる新作マンガを雑誌、連載形式で配信する。新鮮な才能発掘も目的とする。オーディションの第1弾は、日本文芸社とともに開催する。審査員は『キャプテン翼』などで知られる高橋陽一さん、『銀牙 -流れ星 銀-』などで知られる高橋よしひろさん、『酒のほそ道』などで知られるラズウェル細木さんが務める。視聴回数や反響などを参考情報に、マンガ家を決定する。公開オーディション形式を採用することで、連載前から注目が集まるよ仕組みだ。応募条件は2014年春より1年間の連載が可能な者(月に20ページ程度)だ。また未発表作品に限り、一度マンガ賞などに投稿されている作品でも投稿可となる。大賞の賞金は100万円で連載も確約される。原稿料はページあたり7000円で、上限は14万円(20ページ分)である。締め切りは3月31日となっている。「MANGAPOLO」では、今後も企画を通して生まれた作品をが世界に広げることを目指す。出版社やマンガ家にとっての新しいコンテンツの創出へとつなげたいとする。[真狩祐志]MANGAPOLO/https://mangapolo.com/
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