東映ツークン研究所が「CG顔生成技術」自社開発 短編「MIKOSHI」で実現 | アニメ!アニメ!

東映ツークン研究所が「CG顔生成技術」自社開発 短編「MIKOSHI」で実現

東映ツークン研究所が10月4日、短編作品『MIKOSHI』を公開した。本作を制作するに当たり自社開発していた映画界“発”となる「CG顔生成技術」で映像表現の可能性に迫ったのがトピックだ。

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『MIKOSHI』
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東映ツークン研究所が10月4日、短編作品『MIKOSHI』をウェブ上で公開した。本作を制作するに当たり、自社開発していたCG顔生成技術を採用した。
CG顔生成技術は、役者の顔の演技、表情の細かい動きを収録し、独自ソフトウェアで自在に操作する。人間の表情を身近な生き物に置き換え、その微妙な動きを再現することが可能になる。この技術で映像表現の可能性に迫った。
ウェブでは、作品と共にメイキング映像も公開されている。ネットを通じてこの技術を体感出来る。



東映ツークン研究所は、CGを中心に新たな映像表現手法を追究する専門部署として東映が2010年に新設した。研究所のタイトルであるツークンは、「未来」を意味するドイツ語"zukunft"から付けられた造語である。映画界発の新たな映像表現への取り組みを進めている。
なかでも東映東京撮影所が培ってきたノウハウや機動力を活かすモーションキャプチャースタジオが特徴になっている。さらに映像製作をトータルで考えたデジタルの有効活用を提案、制作する。

短編作品『MIKOSHI』は、CG顔生成技術を本格的に活用した第1弾作品として発表された。
日本の伝統的な祭りを舞台に、人々と神々が交差する様が、その息づかい、迫力とともに幻想的に描かれている。神社に集う人々の中で一際目を引く、象徴的な神輿、それを担ぐイモリや猿、空を舞う龍の彫刻など、ストーリーの鍵となるビジュアルはすべてCGで実現した。現実と神聖の織りなす独特な世界観を目指した。
今後は、この技術によりCGキャラクターの表情がより豊かに表現されることが期待される。実写映像においても、顔の若返りや老化も自在に操れるようになる。またフルCGのなかで実写のようなクオリティで人間を登場させることも可能だ。
[真狩祐志]

MIKOSHI  メイキング


ツークン研究所
/http://www.zukun-lab.com/
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