「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ2」7月18日発売 浦沢直樹、押井守、宮崎吾朗などのコラムも
「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ」第2弾が7月18日に発売される。第1弾が好評だったスタジオジブリのプロデューサー・鈴木敏夫さんのトーク本だ。TOKYO FMで放送中の同名番組から厳選して書籍化している。
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本書はTOKYO FMで放送中の人気番組を書籍化したものだ。ラジオ番組「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ」は、2007年10月から毎週日曜23時に放送されている。
鈴木敏夫さんが多彩なゲストを招いて痛快なトークを繰り広げることからリスナーに愛されてきた。映画監督からプロデューサー、マンガ家、アーティストまで、ゲストの豪華さとディープな内容も人気の秘密である。
ゲストと共に語られるアニメ論、映画論、音楽論、メディア論、そして人生論。文章として再編されても、読むと元気になる「生きかたガイド」になっている。
3月16日に発売された第1弾は庵野秀明監督の「バッタ君と巨神兵」、志田未来さんと神木隆之介さんの「『アリエッティ』出演余話」、ジョージ・ルーカス監督の「お金儲けのために映画は作らない」、宮崎駿監督の「鉛筆をとりもどそう」なども掲載されていた。
第2弾では浦沢直樹さんの「漫画とアニメ、ぼくの少年時代」、松任谷由実さんの「ユーミンとジブリの永い関係」、押井守監督の「ここまで言う…!?悪友放談」、手嶌葵さんの「いつも、一人で歌っていた」、井上伸一郎さんと高橋豊さんの「1980年代-アニメビジネスことはじめ」、岩井俊二監督の「今、風化させてはいけないもの」、宮崎吾朗監督の「父、自分、そしてこれから」などが掲載されている。トークと共に楽しみたい。
さらに第3弾の発売が秋に予定されている。7月20日に宮崎駿監督の『風立ちぬ』、秋に高畑勲監督の『かぐや姫の物語』が控えているスタジオジブリだけに、本シリーズからも作品のヒントを知ることが出来るに違いない。
[真狩祐志]
鈴木敏夫のジブリ汗まみれ2
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