一般社団法人日本オンラインゲーム協会(JOGA)が「スマートフォンゲームアプリケーション運用ガイドライン」を策定したと発表した。これは急拡大するスマートフォンゲーム市場において、会員企業の多くがソーシャルゲームプラットフォーム上ではなく単独でスマートフォンゲームのサービスを行っている現状を考慮し、市場の成長とともに引き起こされる様々な問題に対応するために、「オンラインゲーム安心安全宣言」に立脚し新たに策定されたもの。iPhoneやAndroidなどスマートフォン向けゲームアプリで、ソーシャルゲームプラットフォーム上ではなく事業者単独でアイテム課金方式にてサービス提供を行うゲームタイトルを対象としており、ゲームアプリ事業者としてでき得る対策について、主に未成年者による過度なゲーム利用と課金を防ぐため消費者保護と各種法令の観点から、ユーザーが安心してゲームを楽しめる健全な環境を構築することを目的としている。同ガイドラインでは主に、・未成年者が安心して利用できる環境整備に関する事項・ゲームの健全運営に関する事項・ランダム型アイテム販売方式(以下、ガチャ)に関する事項・リアルマネートレードその他の不正行為対策に関する事項についての事項を定めている。なお、先日消費者庁も同庁に寄せられた相談内容の分析結果について発表しており、今回のガイドライン策定も同分析結果の発表を受けたものと思われる。
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