日本を代表するアニメスタジオ東映アニメーション。同社の60年近くの歴史のなかで過去最高の製作費3000万ドルを投じた大作映画『キャプテンハーロック』が2013年秋に全国公開となる。本作はマンガ家松本零士さんが生み出したキャラクター『宇宙海賊キャプテンハーロック』を新しいかたちで2013年に甦らせるものだ。世界的に人気を博した作品の新たな展開が、ワールドワイドに注目を集めている。その気になる映像の一部が、このほど公開された。日本だけでなく世界に向けて送り届ける特報映像、ビジュアルポスターである。特報はこれまでにも英語版として公開されたものがあるが、1分余りのこの新しい特報にはこれまでなかったカットが盛りだくさんだ。とりわけSF作品ならではの艦隊戦、バトルシーンに目が奪われるに違いない。また、これまで仮題とされてきたタイトルも正式に映画『キャプテンハーロック』となっている。内容は、“再誕=リブート”としており、オリジナルのコンセプトを受け継ぎつつ異なった新たな世界が構築されることになるだろう。そうした物語を創りだすため一流のスタッフが揃った。映画『APPLESEED アップルシード』などにて海外で高い評価を受けてきた荒牧伸志監督、脚本に『亡国のイージス』などヒット作を多く手掛けた福井晴敏さんを起用する。本作の池澤プロデューサーは「この映画のスタッフは世界で戦うアニメ日本代表なんです」とコメントする。最新テクノロジーを駆使したCGは、アニメ、実写を超えた』独特の映像となることが期待出来る。2013年秋の映画『キャプテンハーロック』に大きな注目が集まりそうだ。『キャプテンハーロック』2013年 秋、全国ロードショー/http://harlock-movie.com原作総設定: 松本零士監督: 荒牧伸志脚本: 福井晴敏 竹内清人配給: 東映[イントロダクション]はるかな未来、もしくは遠い過去かもしれない。銀河の果てまで進出した時代、残されたフロンティアのなくなった人類は、戻るべき場所=地球への居住権をめぐり紛争を引き起こした。この紛争の切札として建造された四隻のデス・シャドウ級宇宙戦艦。その四番艦・艦長の名前をハーロックといった。しかし、英雄と呼ばれたハーロックは終戦とともに姿を消した。そして次に姿を現した時、彼は艦首に巨大なドクロを刻んだ海賊船を駆る、呪われた宇宙海賊となって政府に叛旗を翻した。なぜハーロックは姿を消し、海賊となって現れたのか?彼の目的は? そして今…、ハーロック暗殺計画が発令された―。
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