絵師にも配分開始 クリエイター奨励プログラムにニコニコ静画対応 | アニメ!アニメ!

絵師にも配分開始 クリエイター奨励プログラムにニコニコ静画対応

コンテンツ配信サービスniconicoは、2011年12月より行ってきた「クリエイター奨励プログラム」に、2月19日よりニコニコ静画を全面対応させたイラスト、マンガなどのクリエイターも奨励金を受け取れるようになった。

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コンテンツ配信サービスniconicoは、2011年12月より行ってきた「クリエイター奨励プログラム」に、2月19日よりニコニコ静画を全面対応させた。クリエイター奨励プログラムは、niconicoを運営するドワンゴとニワンゴが導入するものだ。
サイトに動画や音楽などをアップする投稿者の創作活動とそのコラボレーションを支援するための取り組みだ。プログラムでは、投稿作品に人気度などに応じたスコアが付与され、このスコアは現金やniconico内で利用できるポイントに交換可能となっている。

奨励金はプレミアム会員収入の一部を原資としている。これをプログラムに登録された全作品で分配する。ドワンゴとニワンゴによれば、これまでの支払い総額は3億336万8632円となっている。受取ユーザーの総数は3973名だ。
このプログラムでは作品の人気が高いほど奨励金の額も多くなる。2011年12月~2012年9月の10カ月間では、これまでに1000万円以上を受け取ったクリエイターが3人、500万円から999万円が4人、100万円から499万円56人と高額の受け取りを実現したクリエイターも多い。

「クリエイター奨励プログラム」の対象は、これまでニコニコ動画とニコニ・コモンズに限られていた。2月19日から、ドワンゴとニワンゴはこれをニコニコ静画にも拡大したわけである。
ニコニコ動画が動画や音楽が中心にしているのに対して、ニコニコ静画はイラストやマンガが中心になっている。イラスト、マンガなどのクリエイターもniconicoを通じて奨励金を受け取れるようになった。

他にあまりないユニークなシステムだが、今後も「クリエイター奨励プログラム」の機能はより発展していく。2013年4月からは、投稿者アカウントを持つクリエイターが奨励金を他のアカウントの持ち主に配分する仕組みを導入する。
これはひとつのコンテンツであっても、実際には複数のクリエイターが協業作業で作られたことを想定しているようだ。ひとつのコンテンツの奨励金を複数で分配出来るrようにすることでこれに対応する。niconicoはこの新しいシステムで、複数のクリエイターによるコラボレーションがより活発になると期待している。

ニコニコ静画
/http://seiga.nicovideo.jp/
ニコニ・コモンズ
/http://commons.nicovideo.jp/cpp/about/
《animeanime》
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