2008年にスタートしたマンガ大賞が、2013年も開催されると発表された。2012年に単行本が発売された作品(最大巻数8巻まで)を対象に、いま一番おもしろいマンガを選出する。年明け1月1日から一次選考をスタート、1月21日にノミネート10作品を選出し、二次選考に入る。3月には都内で授賞式を行い、受賞作品の一般発表となる。マンガ大賞は、マンガ好き、マンガの読み手の視点から、“いまいちばんおもしろいマンガはどれか”をコンセプトに作品を選び出す。多くのマンガ賞の選考は、マンガ家や出版関係者、評論家を審査員とすることが多いが、マンガ大賞では全国の書店員を中心にミュージシャン・アナウンサーなどのマンガ好きが行う。その独自の選考が注目を浴びている。2008年からの受賞作品には、『岳』、『ちはやふる』、『テルマエ・ロマエ』、『3月のライオン』、『銀の匙』などがある。いずれも受賞後、売上げ部数を伸ばしている。また、映像化企画が進んだ作品も多い。マンガ大賞の選出には面白い本を薦めたいとの考えもあるが、実際にマンガを選ぶ参考にされていることが窺われる。選考対象は例年と同じく、期間中に単行本が発売され、最大8巻までの作品としている。これは、評価の定まった作品でなく、新しい作品を取り上げるとの意図がある。選考員は一次選考で、まず最大5作品を選び投票する。この結果を10作品に絞り込み、全作、全巻を読んだ上で1、2、3位を選定、これをポイント化し、最も多かった1 作品をマンガ大賞に選出する。マンガ大賞2013主催: マンガ大賞実行委員会(有志)公式サイト /http://www.mangataisho.com/
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