世代を超えて、幅広い層に人気のマンガ雑誌「週刊少年ジャンプ」の世界観を、リアルに体験する屋内型テーマパークが2013年夏にオープンする。12月17日、バンダイナムコグループが、そんな夢の企画を明らかにした。テーマパークは面積約6168m2に及び、東京・池袋のサンシャインシティワールドインポートマートビル3階に設置される。運営はナムコが主体となるほか、バンダイナムコグループがトイホビー、コンテンツ、アミューズメント施設で培ったキャラクター関係のビジネスノウハウを注ぎ込む。特別協力として集英社 週刊少年ジャンプ編集部が参加し、企画協力を行う。さらに東映アニメーションとぴえろのアニメ製作会社が参加する。東映アニメーションは、『ONE PIECE』や『ドラゴンボール』、ぴえろは『NARUTO-ナルト-』や『BLEACH』など、「週刊少年ジャンプ」連載のマンガを原作に数多くのアニメ制作を行っている。マンガ、そしてアニメの世界が広がる空間になりそうだ。テーマパークの名称は発表されていないが、展示内容やフロアプランの概要は今回明らかにされている。まず、とりわけ人気の高い3つのタイトル『ONE PIECE』、『NARUTO-ナルト-』、『ドラゴンボール』を扱ったエリアが設けられる。また、「ヒーローズアリーナ」とタイトルしたエリアでは、定期的に作品やキャラクターが入れ替えた企画を実施する。さらにキャラクターとのコラボレーションを行う「フード&デザートエリア」、アミューズメントゲームが楽しめる「アミューズメントエリア」、オリジナル商品などを販売する「グッズショップ」も予定する。様々な体験から「週刊少年ジャンプ」を楽しめることを目指す。施設の詳細は今後発表することになる。近年、人気マンガやアニメのキャラクターを活用した、展示、アミューズメントを体験するイベントが人気を呼んでいる。『ワンピース』や『NARUTO』、『ドラゴンボール』やさらには『ジョジョの奇妙な冒険』など集英社の関わる作品でも積極的に行われている。しかし、これまではいずれも期間限定の催しとなっていた。一方で日本を代表するキャラクター・作品、キティやドラえもん、ガンダム、スタジオジブリなどは常設の展示施設がある。今回は、日本だけでなく世界的に人気の高い「少年ジャンプ」ブランドの常設施設が誕生することになる。国内だけでなく、海外からの観光客からも大きな人気を博しそうだ。キャラクタービジネスのライブイベント化、そしてマンガ・アニメを活かした日本の観光地としての魅力を高めるといった、現在の潮流にも乗ったかたちだ。2013年夏のオープンが、大きな話題を呼ぶことは間違いないだろう。週刊少年漫画誌『週刊少年ジャンプ』の世界観を使用した屋内型テーマパーク事業主体: 株式会社ナムコ開設時期: 2013年夏 予定開業場所: 東京・池袋 サンシャインシティ ワールドインポートマートビル3階施設面積: 約6,168 m2プロデュース: 株式会社ナムコ企画協力: 株式会社集英社 週刊少年ジャンプ編集部特別協力: 株式会社集英社 週刊少年ジャンプ編集部協力: 東映アニメーション株式会社 ・ 株式会社ぴえろ
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