22歳の新鋭・山本蒼美監督2作品、トリウッドで上映 梶裕貴と緑川光サイン入り台本プレゼントも | アニメ!アニメ!

22歳の新鋭・山本蒼美監督2作品、トリウッドで上映 梶裕貴と緑川光サイン入り台本プレゼントも

若手のアニメーション作家として注目の山本蒼美さんの映画2本が、12月に東京・下北沢のトリウッドにて上映される。最新作『この男子、人魚ひろいました。』と前作 『この男子、宇宙人と戦えます。』である。

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『この男子、宇宙人と戦えます。』(C)Soubi Yamamoto/CoMix Wave
  • 『この男子、宇宙人と戦えます。』(C)Soubi Yamamoto/CoMix Wave
  • 『この男子、人魚ひろいました。』(C)Soubi Yamamoto/CoMix Wave
若手のアニメーション作家として注目されている山本蒼美さんの映画2本が、この12月に東京・下北沢のトリウッドにて上映される。作品は最新作の『この男子、人魚ひろいました。』と前作 『この男子、宇宙人と戦えます。』である。12月8日から14日の1週間、2本立てで上映される。
『この男子、人魚ひろいました。』は、11月9日に発売された「この男(だん)。」シリーズの第2弾である。昨年発売された前作の『この男子、宇宙人と戦えます。』と同じく、22歳という新鋭の山本蒼美さんが監督、ほぼ1人で制作している。

前作はアニメイト初のポイント景品としての先行リリースや、京都のCGアニメコンテストや徳島のマチ★アソビなどでの先行上映が行われた。今作もマチ★アソビで先行上映を行なっている。トリウッドでの上映も昨年に引き続いてのものだ。
「この男(だん)。」シリーズの製作と配給はコミックス・ウェーブ・フィルムが行なっている。前作の上映の前日には、同社が配給する『ほしのこえ』10周年記念による特集上映の最終日で、監督の新海誠さんが舞台挨拶を行なっていた。

また、今年は第14回広島国際アニメーションフェスティバルでも前作の展示上映などが行われている。山本さんは広島の出身で、昨年の発売時には地元メディアで多数取り上げられるなどで暖かく迎えられた。
さらに出身校にもアニメーションコースが新設されるタイミングとも重なった。『ほしのこえ』を見てアニメーション制作を志した山本さんだが、次世代の「次」とも言える山本さんの周囲でも機運が高まっている。

「この男。」はシリーズではあるものの、前作と今作とでは話のつながりは直接ない。しかし、心理表現など通底するテーマは同じであるため、「宇宙人とは何か?」や「人魚とは何か?」などとも合わせてついて共通点や比較点を探してみるのもよいだろう。
特に今作に関しては要素としてBLも含まれているものの、「入門」と明言されているようにそれを抜きにしても楽しめる作品になっている。

チケットは当日券が900円、指定席券が1300円となっている。抽選で今作『この男子、人魚ひろいました。』で主演の梶裕貴さんと緑川光さんのサイン入りアフレコ台本や、「この男。」シリーズのポスターなどが当たる企画もあるので、声優ファンにも見逃せない1週間になりそうだ。
[真狩祐志]

『この男。』
/http://www.konodan.com/

コミックス・ウェーブ・フィルム
/http://www.cwfilms.jp/
短編映画館トリウッド
/http://homepage1.nifty.com/tollywood/
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