11月21日から12月9日まで、東京・阿佐ヶ谷のアート・アニメーションのちいさな学校劇場にて特集上映「久里洋二の全仕事 疾走する!1000本のアニメーション」が行われる。国内外で広く知られたアニメーョンの才能を、あらためて振り返る・現在84歳の久里洋二さんは、1962年に『人間動物園』がベネチア国際映画祭で青銅賞やアヌシー国際アニメーションフェスティバルで『LOVE』が審査員特別賞などを始めとして、それ以降も海外で数々の評価を受けてきた。国内でも1983年に紺綬褒章、1992年に紫綬褒章を受賞など、日本のアニメーション界における貢献は計り知れない。昨年は旭日小授章を受賞、今年はザグレブ国際アニメーションフェスティバルで特別功労賞と、今もなお第一線にある。一方で京橋のアートスペースキムラが主催するコンテスト「ASK?映像祭」でも審査員を務め、才能の発掘に関わっている。今年は第14回広島国際アニメーションフェスティバルで木下蓮三賞を受賞した水尻由子さんの『布団』を大賞に選出していた。久里さんの作品が一般に広く知られているのは、往年の深夜番組「11PM」での1コーナー「久里洋二のミニミニアニメーション」である。テレビ番組が続いた18年間、毎週1作品が放送された。今回上映される194作品中、実に160作品が「久里洋二のミニミニアニメーション」からのものだ。厳選された作品群で当時を振り返りたい。このほか『人間動物園』や殺人をテーマした13話構成のオムニバス作品『殺人狂時代』、1960年に柳原良平さんや真鍋博さんと結成した本格活動の原点「アニメーション三人の会」のドキュメンタリー映画『久里洋二でいこう!』も上映される。また12月10日の13時からラピュタビルB1のザムザ阿佐谷で「久里洋二の一日ワークショップ」もある。この機会に久里さんの飽くなき創作の秘密に迫ってみるのもよいだろう。受講料は6000円となっている。[真狩祐志]久里洋二の全仕事/ http://www.laputa-jp.com/school/kuri_screening.htmlアート・アニメーションのちいさな学校/http://www.laputa-jp.com/schoool/特集上映『久里洋二の全仕事 疾走する!1000本のアニメーション』開催期間 11月21日(水)-12月9日(日)開催場所:アート・アニメーションのちいさな学校劇場 上映作品Aプログラム 『前衛・実験アニメーション』『殺人狂時代』『椅子』『アオス』 ほか全12本Bプログラム 『男と女』『人間動物園』『愛』『男と女と犬』 ほか全12本Cプログラム 『痛烈!風刺アニメーション』『二匹のサンマ』『人口爆発』『進化』 ほか全10本D~Gプログラム 『11PM』一挙上映 各30~40本Hプログラム ドキュメンタリー映画『久里洋二でいこう!』入場料金 1回券…700円/3回券…1500円
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