2012年夏、近未来を舞台にしたSFアクションのブロックバスタームービーが登場する。ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントが配給、8月10日(金)に初日が決定した『トータル・リコール』である。『トータル・リコール』の名前を聞くと多くの人は、1990年に公開された大ヒット作を思い出すかもしれない。本作はアーノルド・シュワルツェネッガーが主演した1990年版と同様に、SF小説の巨匠フィリップ・K・ディックの「追憶売ります」を原作としている。2012年の技術で、新たな映像となってスクリーンに登場する。フィリップ・K・ディックは、『高い城の男』、『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』、『暗闇のスキャナー』など数々の歴史に残す名作を創りだした。その作品はハリウッドと相性がよく、『ブレードランナー』、『マイノリティ・リポート』、アニメーション映画『スキャナー・ダークリー』など多数の映画が生まれている。ヒット作、話題作が並ぶ。1990年の『トータル・リコール』は、その中でも特に大きなヒットとなった作品だ。再び映像化される『トータル・リコール』にも当然、大きな期待が持たれる。今夏の『トータル・リコール』には、注目のスタッフ、キャストが揃う。監督は『ダイ・ハード4.0』がヒットとなったレン・ワイズマンが起用された。記憶を操作され、自分自身をも信じることができない主人公のダグラス・クエイドは、『マイアミ・バイス』のコリン・ファレル、主人公の妻をケイト・ベッキンセール、主人公の記憶の鍵を握る女性をジェシカ・ビールが演じる。国内公開日8月10日は、全米公開の一週間後となっている。今夏、世界中で話題になる映画と言っていいだろう。『トータル・リコール』8月10日(金)丸の内ピカデリー他全国ロードショー監督: レン・ワイズマン主演: コリン・ファレル、ケイト・ベッキンセール、ジェシカ・ビール、ビル・ナイ原作: フィリップ・K・ディック 全米公開 2012年8月3日
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