1月15日、ニコニコ動画を運営するニワンゴは、ニコニコ動画の次期バージョン「ニコニコ動画(ZERO)」へのアップデート宣言と新サービスの発表を六本木のニコファーレで行った。 ニコニコ動画は2007年12月12日よりサービスを開始して5周年を迎えた。5日には有料のプレミアム会員数が150万人となったことも発表され、配信サービスとしての収益モデルも確立してきた。 ZEROへのアップデート開始は4月29日を予定している。詳細は、前日から幕張メッセで開催している「ニコニコ超会議」でも明らかにされる。 新サービスにはiPhoneアプリ版の快適化、「エコノミーモード」画質の向上、ニコニコ生放送の高画質配信の簡易化がある。画質の向上以外にもアップロード時におけるエンコードの順番待ち解消もある。 iPhoneアプリ版は15日からアップデートされている。フレームレートが30fpsとなるほか、3GとWi-FiともにPCと同等の画質になる。また音声もモノラルからステレオに改善される。そして「ニコレポ表示」、「ニコニコニュース表示」、「関連動画表示」、「公開マイリスト表示」などもPCでの視聴環境に合わせたものになる。 このほかは2月上旬から提供される。ニコニコ生放送の高画質配信は、リリースされる「ニコ生エンコーダー」で行う。「ニコ生エンコーダー」には、カメラのスイッチ機能やワイプ画面の表示、ローカルにある音声や映像の再生機能やSkype連携機能なども予定されている。 さらに発表を行ったニコファーレにも新システムを導入する。昨年7月のオープン以来、ネットの盛り上がりをリアルで体感するシステムで話題となってきたが、今回はAR演出機能にMMDの追加、LEDに表示されるネット観客システムの一新を実施する。 MMDは樋口優さんが2008年に自主開発した3DCGムービー製作ツール「MikuMikuDance」で、ユーザーからの3Dモデル提供やマイクロソフトのKinnectとの連動などで人気を博している。このほど姉妹版のMikuMikuMovingも発表されている。今回の発表によりMMDのモーションデータも利用可能となり、ニコニコ動画で定期的に開催されているMMD杯の「第8回MMD杯閉会式」を開催予定だ。一方ネット観客システムは、サムネイル画像から3Dアバターに変更となる。こちらも2月上旬から提供される。【真狩祐志】ニコニコ動画 /http://www.nicovideo.jp/ニワンゴ /http://niwango.jp/
声優・TARAKOさんも熱唱…♪ 富田美憂、保志総一朗、古谷徹ら声優14名集結の「声優紅白歌合戦2023」TV初放送 2024.3.27 Wed 12:00 豪華声優ライブ2番組が、CS「ファミリー劇場」でTV初放送される…