テーマは「ウンコ」?!韓国の話題の長編アニメが遂に日本上陸 | アニメ!アニメ!

テーマは「ウンコ」?!韓国の話題の長編アニメが遂に日本上陸

2月11日より、東京・吉祥寺バウスシアターで少し奇妙なアニメーション映画のレイトショー公開が始まる。その映画は韓国のチョ・ポムジン監督による『アーチ&シパック-世界ウンコ大戦争-』

ニュース
注目記事
 2月11日より、東京・吉祥寺バウスシアターで少し奇妙なアニメーション映画のレイトショー公開が始まる。その映画は韓国のチョ・ポムジン監督による『アーチ&シパック-世界ウンコ大戦争-』である。
 映画の中心となるのは、映画のタイトルどおりなんと人間のウンコ。物語の舞台は全てのエネルギーが枯渇した時代、ウンコだけが唯一のエネルギーとなったなか、人々はウンコ争奪のため大戦争を始める。

 少しばかり驚かされるタイトルとストレート過ぎる内容だが、アニメーション制作には7年、総製作費は3億5000万円が費やされた大作だ。長さ90分の本編は2000カットにも及び、ハイクオリティ、心地よいアクションを生み出している。
 韓国SICAFの大賞、シッチェス・カタロニア国際映画祭の最優秀長編アニメーション賞を受賞するなど高い評価を受ける。
 しかし、そのテーマの衝撃から、これまで日本公開が実現していなかった。映画完成から6年、このほど遂に日本での公開に辿り着いたという貴重な作品だ。

 映画で見逃せないのは、国内ではあまり観る機会のない韓国の長編アニメーションであることだ。チョ・ポムジン監督は、なんでもハッピーなディズニー映画でもなく、格好良すぎる日本アニメでもない新しいアニメーションを目指したという。
 さらに古今東西の有名映画のパロディが盛り込まれているのも見逃せないところだ。その映画は『戦艦ポチョムキン』、『ミザリー』、『氷の微笑』、『マトリックス』、『アンタッチャブル』、『スターシップ・トゥルパーズ』・・・と盛りだくさん。アニメファン、そして映画ファンに見逃せない作品に仕上がっている。

『アーチ&シパック-世界ウンコ大戦争-』
2012年2月11日より、吉祥寺バウスシアター他全国順次公開
公式サイト /http://www.aanss.jp/

公式ツイッターアカウント:@AAandSS
《animeanime》
【注目の記事】[PR]

特集