オリジナルではあるけれど、その注目度はかなり高い。監督には2011年にやはりオリジナル企画から大ヒットを飛ばした『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』などの長井龍雪さんを起用した。脚本は『おおきく振りかぶって』、『機動戦士ガンダム00』の黒田洋介さん、キェラクター原案は羽音たらくさん、キャラクターデザインに『とらドラ!』、『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD』、『あの花』の田中将賀さんと、いま注目のスタッフが並ぶ。かなりの話題作と言っていいだろう。
作品は男の子と女の子の出会いの物語のようだ。霧島海人は、仲間と一緒に映画を撮ろうと相談していた。そんなとき、「特別」な女の子 貴月イチカが街にやって来る。
放映開始まで残り2週間ほど、しかし、物語の多くは明らかにされていない。放送が始ってみるまで中身が分からない、そんな新鮮さを大切にしているようだ。
一方で、作品のタイトルの露出は、この年末年始に大展開となる。まず、年末のビッグイベント コミックマーケット81では、RONDO ROBEブースにて「あの夏で待ってる」2011冬コミ限定グッズ「なつまち」BOXが発売される。 DVDとCD、小説の3点セットで、観て、聴いて、読んで楽しむ様々なアイテムがパッケージされている。
DVDは長井龍雪さんがコンテと演出を担当した「なつまち」オリジナルムービー、そしてテレビアニメのプロモーションビデオになっている。CDは折戸伸治さん(Visual Arts)、高瀬一矢(I’ve)によるオリジナル楽曲。さらに黒田洋介さんが書いたノベル5編に羽音たらく さんのイラストを添える。価格は税込み2000円、コミケの人気商品となりそうだ。このほかブースでは、缶バッチ、カレンダーポスターの無料配布イベントも実施する。
さらにウェブラジオ「イチカとりのんのなつまちラジオ」が12月26日から第0回をスタートする。広告媒体では、12月28日から1月5日まで青空をバックに本作のキャラクターたちが描かれたなつまちトレーラーが秋葉原、新宿、池袋、渋谷などを走る。
秋葉原街頭には、作品の大型看板も既に設置されている。この期間、様々な場所で『あの夏で待ってる』に遭遇することになりそうだ。
『あの夏で待ってる』
公式サイト /http://www.ichika-ichika.com/
公式Twitter natsumachi_anime

(c)I*Chi*Ka/なつまち製作委員会
コミックマーケット81 「あの夏で待ってる」2011冬コミ限定グッズ 「なつまち」BOX 。
販売ブース: ブースナンバー331 RONDO ROBEブース
[内容]
DVD: 長井龍雪コンテ/演出による「なつまち」オリジナルムービー
・TVアニメ・プロモーションビデオ
CD: 折戸伸治(Visual Arts)/高瀬一矢(I’ve)によるオリジナル楽曲1曲
ノベル: 作・黒田洋介/イラスト・羽音たらく 5編の短編ノベル
販売価格: 2000円(税込)
[スタッフ]
監督: 長井龍雪
脚本: 黒田洋介
キャラクター原案: 羽音たらく
キャラクターデザイン: 田中将賀
背景: 草薙
音響監督: 明田川仁
音楽: I've sound /井内舞子
制作: J.C.STAFF
[メインキャスト]
貴月イチカ: 戸松遥
霧島海人: 島﨑信長