加藤久仁生展 2012年2月に八王子市夢美術館で
加藤久仁生さんの作品世界を紹介する展覧会が、2012年2月10日から3月25日まで東京・八王子市夢美術館で開催される。
ニュース
-
「ハイキュー!!」で一番好きなキャラクターは? 3位は月島蛍、2位は黒尾鉄朗、1位は「ゴミ捨て場の決戦」でも見せ場が盛り沢山の…
-
「声優と夜あそび」新クール突入! 夜あそびメンバーのプロフィール帳をチェック
加藤さんの代表作『つみきのいえ』にスポットを当て、アニメーションの制作資料や同名の絵本の絵本原画を展示する。制作過程を知ることで、作品への理解を深める。
加藤久仁生さんは、映像制作会社のロボットに所属する。同社は、テレビコマーシャルや映画・ドラマ番組、ミュージックビデオなど幅広いジャンルで制作する。一方、ロボットのもうひとつ顔に短編アニメーションの制作がある。『つみきのいえ』はそうしたなかから2008年に生まれた作品である。
詩情豊かな映像と誰もが引き込まれる物語、その中から生まれる感動から多くの人から共感を呼んだ。作品はアヌシー国際アニメーション映画祭の短編アニメーション部門のグランプリ、米国アカデミー賞短編アニメーション部門受賞と世界的な評価を受けるなど大きなムーブメントを生みだしている。
展覧会では、作品が生まれるきっかけになったスケッチ、絵コンテを展示する。さらに今回は、絵本版の『つみきのいえ』の原画など関連資料、絵本雑誌 MOEで連載中の「あとがき」の原画などを披露する。全部で100点以上が会場に並ぶ。
会期中は新作短編アニメーション『情景』も上映する。さらにギャラリートークや『つみきのいえ』の音楽を担当した近藤研二さんのコンサートも予定する。詳しくは、美術館の公式サイトに情報が掲載される。
八王子市夢美術館 /http://www.yumebi.com/
加藤久仁生展
2012年2月10日~3月25日
観覧料: 一般500円(団体400円)、小学生以上の学生・65歳以上250円(200円)
主催: 財団法人八王子市学園都市文化ふれあい財団、朝日新聞
企画協力: ロボット
協力: 白泉社
後援: 日本アニメーション協会