12月3日に、松竹系で全国公開した映画『けいおん!』が好調なスタートを切った。同作は全国137館と中規模な公開にも関わらず、多くの熱心なファンを集めた。公開から2日間、3日土曜日、4日日曜日の興行収入は3億1600万円となった。 この数字は、12月6日に開催されたTBSの石原社長の定例記者会見でも明らかにされた。また、2日間の観客動員数は23万7800人としており、作品人気の裾野の広さが映画のヒットを支えたかたちだ。TBSでは、12 月10 日には、映画『源氏物語~千年の謎~』を全国公開する。さらにヒットをつなげたいところだ。 映画『けいおん!』の興収は、同じ週末に公開されたスピルバーグ監督の最新作CGアニメーション映画『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』とほぼ同じであったとみられる。『タンタンの冒険』は900近いスクリーン数で12月1日公開、週末興収は4日間分の累計となる。週末の勢いは映画『けいおん!』が上回ったとみてよさそうだ。 ビジネスの関心はこのスタートの勢いが今後どの程度続くのか、興収がどこまで伸びるかである。ヒットの目安とされる10億円を超える可能性は極めて高いとみられる。近年、劇場アニメが盛況とされるが、毎年シリーズを上映する定番アニメ映画、ジブリ映画以外で興収10億円を超える作品は珍しく、10億円超えは快挙だ。 今後は、2005年にやはり人気テレビアニメシリーズのスピンオフで大ヒットとなった『劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者』の13億円を越えるかが目安になりそうだ。映画『けいおん!』 /http://www.tbs.co.jp/anime/k-on/
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