2010年に初の試みとしてスタート、好評を博した「デジタルまんが甲子園」が、今年も行われることになった。2011年12月1日より作品の募集をスタートさせた。応募されたデジタル制作のマンガの優秀作品を表彰する。 デジタルまんが甲子園の名前は、1992年より高知県で開催されている「まんが甲子園」に由来する。小学館集英社プロダクションが運営するマンガ投稿サイト「DreamTribe(ドリームトライブ)」とまんが甲子園を共同主催する「あったか高知」まんがフェスティバル実行委員会の協力により実現する。新しい表現の場として成長するデジタル分野の才能発掘と制作のさらなる発展を目指す。 今回募集される作品は、第1回に引き続き「デジタルを使って制作された1ページマンガ」である。1枚の絵に、どれだけの表現力が描き込まれるかが鍵になりそうだ。 今年からこれまでの高校生部門に加え、一般部門も設ける。より幅広い作品を公募する。また、作品のテーマは両部門とも「高校生」とする。 審査委員長に、『あしたのジョー』、『あした天気になあれ』のちばてつや さん、さらに倉田よしみさん、樹崎聖先生さんと著名マンガ家が参加する予定なのも魅力だ。ちばてつやさんは、「今年は大震災があった。人は、笑ったり面白いものを見たりすると勇気がわく。それが出来るのは漫画だと思う。勇気や元気を与えてくれる作品を楽しみにしています」と話す。 また、優秀作品には、賞金のほかペンタブレット「バンブーコミック」(ワコム)、マンガ制作ソフト「コミックスタジオ」(セルシス)などのデジタルマンガ関連の商品、マクドナルド・ハンバーガー1年分などの賞品が贈呈される。 さらに受賞作品は、スマートフォン書店「ガラパゴスストア」や小学館のPCサイト「クラブサンデー」などで掲載予定だ。 募集期間は2011年12月1日から2012年2月22日まで。詳細は公式サイトにて確認出来る。「デジタルまんが甲子園」コンテスト/http://www.dreamtribe.jp/digiman2nd/
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