2011年10月25日に、メディアコミックス誌と名を打った「スーパーダッシュ&ゴー!」が集英社より創刊する。新雑誌のコンセプトは、ライトノベルのマンガ化、オリジナルマンガのライトノベル化、さらにアニメなどへの他メディアへの積極展開だ。創刊号では集英社スーパーダッシ文庫の人気ライトノベルが一気にコミカライズされ、掲載される。 ライトノベル、マンガ、アニメは、現在でも人気作品がそれぞれ別のメディアで展開することが多い。スーパーダッシ文庫からも、『迷猫オーバーラン!』、『戦う司書』、『よくわかる現代魔法』、『ドラゴンクライシス』など数多くの作品がアニメ化、マンガ化されている。 「スーパーダッシュ&ゴー!」はメディアコミックス誌としてこうした流れの核となり、作品をさらに盛り上げる。さらにオリジナルマンガのライトノベル化は、スーパーダッシ文庫のラインナップ充実につながる。新たなビジネスの布石になる。 10月25日発売の創刊号には、人気作品がライナップされる。この秋からテレビアニメが放送され人気を呼ぶ『ベン・トー』のもうひとつの物語を描く『ベン・トー another Ripper’s night』、アニメ化決定が発表された『パパのいうことを聞きなさい!』のマンガ版『パパのいうことを聞きなさい! -空色の響き-』は、話題を呼びそうだ。 さらに『カンピオーネ!』、『ニーナとうさぎと魔法の戦車』、『オワ・ランデ!』、『六花の勇者』がコミカライズされる。いずれもライトノベルで人気を博しているだけに、強力ラインナップとなる。『Latin』(高里エナガ)と『1月のプリュヴィオーズ』(星屑七号)のふたつのオリジナルマンガがこれに加える。掲載作品は順次単行本として刊行される。 「スーパーダッシュ&ゴー!」のコアターゲットは、中学生から大学生までの男子だ。また、連載にあたっては、平成生まれの新人作家を多数起用する。 若い世代に向けて、若い世代が創り出す。「スーパーダッシュ&ゴー!」はそうした雑誌となる。 『スーパーダッシュ&ゴー!』/http://sdgo.shueisha.co.jp/隔月刊(偶数月25日発売)B5判 無線とじ定価: 500円(税込)[ラインナップ]■ 『ベン・トー another Ripper’s night』 漫画:紫野櫂人 原作:アサウラ■ 『パパのいうことを聞きなさい! -空色の響き-』 漫画:江尻立真 原作:松智洋 キャラクター原案:なかじまゆか■ 『カンピオーネ!』 漫画:坂本次郎 原作:丈月城 キャラクター原案:シルコスキー■ 『ニーナとうさぎと魔法の戦車』 漫画:薮口黒子 原作:兎月竜之介 キャラクター原案:BUNBUN■ 『オワ・ランデ!』 漫画:ネツマイカ 原作:神秋昌史 キャラクター原案:イチリ■ 『六花の勇者』 漫画:戸流ケイ 原作:山形石雄 キャラクター原案:宮城■ 『Latin』 高里エナガ■ 『1月のプリュヴィオーズ』 星屑七号
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