9月15日から18日まで、幕張メッセで開催されていた東京ゲームショウ2011の来場者数が過去最高に達した。イベントを主催するコンピュータエンターテインメント協会と共催の日経BP社の発表によれば、開催4日間のビジネスデイと一般公開日の来場者数合計は22万2668人、前年の20万7647人から7.2%増だった。 昨年は東京ゲームショウ2010が史上初の20万人突破で話題を呼んだが、本年はそれをさらに上回った。また、9月17日の来場者数8万6251人は、1日だけの来場数としても過去最高で、2006年の9月23日の記録8万4823人を5年振りに上回った。 主催者は本年の増加について、従来の家庭用ゲーム機向けに加え、スマートフォンやフィーチャフォン、パソコン向けゲームなど幅広いジャンルのゲームタイトルや製品が集まったことから、様々なユーザー層が来場したためとしている。携帯型新機種の発表や発売、それにあわせた新作タイトルの展示、さらにソーシャルゲームやサービスなどの展示が盛況を演出したとみる。 ソーシルゲームの東京ゲームショウ進出がテレビや新聞などのメディアに大きく取り上げられ、例年にも増して注目を浴びたことも理由に挙げられそうだ。加えて開催期間中の天候にも恵まれ、一般公開日の来場も増えたとみられる。 さらに、期間中、同じ幕張メッセにて、ゲーム産業と関係が深いアミューズメントマシンショーが開催されたことも無視できない。業界関係者の相互の人の流れを生み出したとみられる。様々なイベント盛り上げの施策が結果を出したと言っていいだろう。 一方で、近年は世界市場で後退気味とされることが多い日本のゲーム産業にとってはポジティブなニュースとなる。韓国や中国で開催される国際ゲーム見本市が急成長するなか、アジアのゲーム産業の情報発信のハブとして東京ゲームショウの存在感を示すかたちになったためである。 東京ゲームショウ2011 /http://tgs.cesa.or.jp/[来場者数]総合計 22万2668人(前年比7.2%増)ビジネスデイ 合計 5万2673人(前年比7.5%増) 一般公開日 合計 16万9995人(前年比7.1%増) 9月17日 86251人 9月18日 83744人 ファミリー 23646人(前年比5.7%増)
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