コロコロとキッズステーションがタッグ 専門放送枠が登場 | アニメ!アニメ!

コロコロとキッズステーションがタッグ 専門放送枠が登場

小学館の月刊少年マンガ誌「コロコロコミック」に連載されたマンガ原作のアニメに特化した大型放映枠をスタートさせる。

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korokorohours.jpg 小学館の月刊少年マンガ誌「コロコロコミック」に連載されたマンガ原作のアニメに特化した大型放映枠をスタートさせる。
 この放映枠は「コロコロアワー」と題されて、毎週土曜日の16時から19時までの「コロコロコミック」が、アニメ専門チャンネルのキッズステーションと手を組んだ。キッズステーションは8月13日より、3時間に集中的にコロコロ作品を取り上げる。8月13日の放映では、『デュエル・マスターズ クロスショック』、『ペンギンの問題』、『イナズマイレブンGO』、『ダンボール戦機』、『ポケットモンスターベストウイッシュ』と人気作品が並ぶ。

 コロコロコミックスは1977年に、小学館より創刊されたマンガ雑誌である。小学生男児をコアターゲットに、『ポケットモンスター』や『デュエル・マスターズ』、『イナズマイレブン』など、子どもたちに人気の作品を数多く連載する。また、『ドラえもん』や『おぼっちゃまんくん』などの作品も生み出してきた。長年、子どもたちに熱い支持を受けてきた。
 同誌の特徴は、アニメ化や玩具展開と連動したメディアミックスの展開が盛んなことだ。ミニ四駆シリーズやビーダマンシリーズ、『甲虫王者ムシキング』、ゾイドシリーズなど、そうした作品は数多い。メディアを積極的に活用する雑誌と言っていいだろう。

 今回のキッズステーションとの試みもそうしたひとつとなる。ただし、これまでは作品ごとの展開であったが、「コロコロアワー」とすることで「コロコロ」ブランドを全面に押し出しことだ。キッズに強いコロコロのイメージを印象づける。同時に子どもたちに対して放映効果の高い土曜日夕方から夜の3時間という貴重な時間を独占する。地上波キー局では現在確保が難しい時間帯だけに、プロモーションとしても大きな力を発揮する。
 キッズステーションにとっても、人気作品が数多いコロコロとの連動は意味が大きい。とりわけ、両社の顧客層は似ており、視聴者にアピールする番組の確保ともなる。キッズステーションは、「コロコロアワー」の新設を記念したプレゼントキャンペーンを今後行う予定だ。

コロコロコミックス 公式サイト /http://www.corocoro.tv/
キッズステーション 公式サイト /http://www.kids-station.com/
「コロコロアワー」 /http://www.kids-station.com/portal/b/#main-4
《animeanime》
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