2010年10月に急逝した脚本家の首藤剛志さんを振り返る「「ミンキーモモを、ありがとう」脚本家・首藤剛志さんの追悼オールナイト上映会」が、6月25日に池袋・新文芸座にて開催される。首藤さんは日本を代表されるアニメ脚本家として知られるが、昨年の突然の逝去が多くの人を驚かせた。 80年代に『戦国魔神ゴーショーグン』、『魔法のプリンセス ミンキーモモ』などの作品で注目集めた首藤は、その後も『アイドル天使 ようこそようこ』、『ポケットモンスター』など幅広い作品で活躍した。また、小説家としても作品を残す。 その脚本の特徴は、軽妙なセリフ回しと確かな存在感のあるキャラクター造形である。なかでも『魔法のプリンセス ミンキーモモ』では脚本が大きな役割を果たした。また、そのストーリー性の豊かさは、その後の日本のアニメに大きな影響を与えた。 今回上映される作品は、劇場版『戦国魔神 ゴーショーグン』、『魔法のプリンセス ミンキーモモ 夢の中の輪舞』、『銀河英雄伝説 わが征くは星の大海』、『劇場版 ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』の4本である。いずれも首藤さんの才能が結実した代表作である。 上映にあたっては『銀河英雄伝説』はニュープリントを予定する。『戦国魔神ゴーショーグン』はDVDでのプロジェクター上映となる。こちらは首藤さん自身がナレーション原稿を書いた『戦国魔神ゴーショーグン』予告集の上映も行う。 上映に先立って、首藤さんと縁の深い湯山邦彦監督、小山茉美さんによるトークショーが行われる。湯山邦彦監督は『ミンキーモモ』と『ポケットモンスター』で仕事を伴にし、小山茉美さんは『ゴーショーグン』と『魔法のプリンセス ミンキーモモ』でヒロインを演じた。貴重な話が伺えそうだ。 さらに、当日の入場者には、首藤さんに縁の人たちが思い出を綴った追悼文集の配布を予定している。湯山邦彦監督、小山茉美さんをはじめ、現在の日本のアニメを代表する多くの人が寄稿を予定しており、首藤さんのアニメ業界における存在の大きさを感じさせる。(寄稿予定者は下記参照) チケットは当日2500円、前売り2300円、新文芸座(池袋)窓口とチケットぴあにて発売中だ。「ミンキーモモを、ありがとう」脚本家・首藤剛志さんの追悼オールナイト上映会日時: 6月25日(土)夜10時半~場所: 池袋・新文芸座/http://www.shin-bungeiza.com/[上映作品]劇場版『戦国魔神 ゴーショーグン』『魔法のプリンセス ミンキーモモ 夢の中の輪舞』『銀河英雄伝説 わが征くは星の大海』『劇場版 ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』前売り券発売中新文芸座(池袋)窓口とチケットぴあにて当日2500円、前売2300円[追悼文集寄稿予定者]アミノテツロ、いのまたむつみ、面出明美、久保雅一、小山茉美、金春智子、佐藤俊彦、鈴木敏夫、園田英樹、高田明美、武上純希、田原正利、林原めぐみ、湯山邦彦、わたなべひろし他 (敬称略)
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